こんにちは。
女性の未来の働き方を創造する
永金です。
あなたは今までの人生で記憶に残る失敗はありますか?
生きていると誰もがぶつかる失敗。しかし、多くの人が失敗に対して恐怖心やマイナスなイメージを抱き、「失敗してはいけない」と思っている人が多いように感じます。
失敗すると、確かにモチベーションが落ちたり、落ち込んでしまうものですが、失敗の先に成功があるのも事実です。
では、どうすれば失敗を恐れず、マイナス思考から抜け出せるのでしょうか。
今回は失敗への恐怖心を排除し、自分の人生を生きる方法について見ていきたいと思います。
目次
失敗とは?
そもそも失敗とは、方法が間違っていたなどが原因で目的を達せられないことを言います。
失敗すると、どうしてもマイナス思考に陥りがちです。そこで行動を止めてしまったり、いつまでも悩んで結局進化出来ず仕舞いの人が多くいます。
物事をやりそこなうこと。方法や目的を誤って良い結果が得られないこと。しくじること。【引用】失敗とは - コトバンク
なぜ人は失敗を恐れるのか
では、なぜ人は失敗を恐れるのでしょうか。
私の体験談をお話しすると、新人の時代に会社の上司や同期の目が気になってなかなか行動に移せませんでした。
「作ってみよう!」「実際にやってみよう!」と言ってくれるdo思考を持つ人が企業にはいなかったからだと思います。
- 自分で勝手に行動して失敗して、上司に怒られるのが怖い。
- 常に与えられた業務をこなしていた方が変人扱いされないし安泰だ。
そんな風に思って、常に自己保身思考に陥っていました。
組織の中にいると段々とその環境に慣れてきて、それ以上の才能を発揮しないようになってしまいます。行動に移すことの大切さに盲目的になってしまいがちです。
そこで大切なのが、自分の意識改革です。
「できなくても仕方がない」と、やらない理由を探すのではなく自分にとって後悔しない人生は何かを考え、小さなリスクから取りに行くことに努めななければ、そこからの成長は望めません。
失敗を恐れる人の特徴3つ
居心地の良い場所から抜け出せない
人は居心地の良い環境に身を置くと「ここが自分の居場所である」と勝手に思い込んでしまうようです。
しかし、本当にそうでしょうか?
人生につまらなさ・物足りなさを感じているのなら、今すぐにそのコンフォートゾーンから抜け出すべきです。
私は幼稚園の年中〜中学の9年間ピアノ教室に通っていました。
舞台の上で素敵なドレスを着てピアノの演奏を披露したいと思ったのが始めたきっかけでした。
しかし、いざレッスンがスタートすると音符を覚えることも大変で、スラスラ弾くことができず、レッスン中に私だけ先生に注意されたりして、悔しい思いをしました。
「もう行きたくない!」と荒れた記憶も多々あります。。
それでも私は続けました。その結果、毎年素敵な衣装を着てコンクールに出たり、家族にピアノの演奏を堂々と披露できるようになったのです。
「もう辞めたい」と思っても喰いついたことで、頑張った先の達成感や喜びを体感することができました。
そして何より、「できない→できる」は可能であるということを幼いながら経験できたことが、今の自分の負けず嫌い精神と粘り強さに繋がっています。
ピアノは自分にとって居心地の悪い環境で必死に頑張ることを経験できた財産であると思っています。
人の評価を気にしすぎる
お笑いタレントの明石家さんまさんの名言の中でこのような言葉があります。
落ち込むっていうのは、自分のことを過大評価しすぎやねん。
過大評価しているからうまくいかなくて落ち込むのよ。
人間なんて、今日できたこと、やったことがすべてやねん。
この言葉の通り失敗を恐れる人は人の目ばかりを気にして、「失敗して低い評価を得たくない」と恐れているのです。
人は、基本的に自分のことにしか興味がありません。
行動に写した先の人の目を気にするのではなく、自分の成長や進化を想像しましょう。まずは考え方を変えていくことが大切です。
先の見えないことが不安
結局、誰しもが先の見えないことに不安を感じ、行動に移せずにいます。
もし、ある程度の結果やゴールが見えていたら行動に移すハードルは低くなりますよね。
ほとんどの人が大きな夢を掲げてそれを人に相談しますが、そこでストップしてしまいます。
それはなぜかと言うと、覚悟が無く現状で追い詰められてないからやらなくてもいいという方向に流され、先を見ることを辞めているからです。
失敗を恐れず行動する勇気を持とう
失敗を恐れる人の特徴を読んで、1つでも当てはまった人はいましたでしょうか。
1つ目の特徴でお話しした、「コンフォートゾーン」についてですが、コンフォートゾーンの外側をチャレンジゾーンと呼びます。
チャレンジゾーンに居ると、今まで知らなかったことや新しいことに出会うことができるため、ワクワク・ドキドキの連続であると共に常に不安と恐怖が付きまとうかもしれません。
しかし、そこで失敗してしまったとしてもそこであなたが何か損をするということはありません。
まずは興味のある、ワクワクすることに挑戦してみましょう。
ワクワクすることに取り組んでいる時間はあなたが夢中になっている状態なので、先のリスクや失敗を気にせず取り組むことができます。
例えば、野球は失敗のスポーツです。打者は3割打てたら一流と言われます。機会のうち7割は失敗に終わってしまうのです。
3割の成功のために、野球選手は毎日必死に練習に明け暮れているのです。
これを人生やビジネスに置き換えると、たった一度の失敗で萎縮してしまうことがバカバカしくなってしまいます。
成功できる確率は失敗の数に比例すると言われています。
失敗することは前提条件と捉え、自分が今なかなか成功を実感できていないのは失敗が足りないからだと考えると失敗への恐怖心が無くなります。
マイナス思考を抜け出し、失敗を恐れず行動した後のメリット2つ
失敗を恐れず行動することで、たくさんのメリットとチャンスがあなたに待っています。
あなたにとって大きな自信の要因となる
行動していくと、必ずどこかで失敗の壁にぶつかります。
そこであなたは、なぜ間違えたのだろうか?どうすれば間違えなかっただろうか?と反省する機会に恵まれます。
それによって次の挑戦で成功する確率が確率にUPするのです。この一連の流れがあなたの糧となり、「これだけやってきたんだ」という自信へと変わっていきます。
この状態になるためには行動力あるのみです。行動力にこそ価値があります。
色んな事が小さく始めやすい今の時代。チャンスは今です!
失敗を許容できる余裕は、あなたを大人にする
以前、40代の女性と話していて印象的な言葉がありました。
それは「40を過ぎて独身は何か欠点がありそうで不安。むしろバツが付いている人の方が安心できる。」と言うものです。
「失敗している方が安心」という考え方は、生き方やビジネスにおいても通ずるものがあると思います。
失敗によって全てのことを辞めてしまったり、落ち込んでズルズルひこずるのではなく、失敗した自分をすんなり認め、次のアクションに活かしていくことで、あなたの成長スピードは加速していきます。
失敗することを許容できる人ほど成長することができ、人からの信頼も獲得することができるのです。
失敗を恐れず楽しもう。それが人生を楽しむヒント
いかがでしたでしょうか。
私も何か突出したスキルや能力がある人間ではありません。だからこそ失敗や挫折を経験してきました。
その中で気付いたことは、失敗したことでつい学んだつもりになってしまい、実際次の行動に移した時に頭の中のシュミレーション通りにはいかないということです。
そこでまた失敗を経験し、何かを学ぶということを繰り返していかなければ、真のスキルは身につかないということに気付きました。
モチベーションを維持するのは大変です。そこで大事なのは、自分が好きなこと、やってみたいことを追求するということです。
好きなことであれば、次はこうしてみよう、その次はこんな風にアプローチしてみようと、どんどん追求していくことができるのです。
先述で少しお話しましたが、色んなことが小さく始めることができる時代です。この時代に失敗をしないなんてもったいないです。
好きなこと、やってみたいことをどんどん追求して、自分の生きたい人生を生きて行きましょう!