
こんにちは。
女性の未来の働き方を創造する
永金です。
あなたは、5年後・10年後のなりたい自分を想像していますか?
会社や組織の中にいると、上司や人事の人から課題として自分の未来を考える機会を与えられると思います。しかし、そこで考えてしまうのはあくまで会社の中での自分。
ほとんどの人が自分がどんな生き方をしたいかというレベルまで持っていくことができていないのです。
これが会社員が悶々としてしまう原因と言っても過言ではありません。
そこで今回は、会社の縛りから解放される「7つの制約」についてお話していきます。
目次
7つの制約とは?
7つの制約は、本田直之さんの著書7つの制約に縛られない生き方で注目を浴びたワードです。
ツイッターで「もし、今のあなたの生活に何の制約もなければ、どんなライフスタイルを送っていると思いますか?」という本田さんへの質問がきっかけでこの本を執筆されるに至ったそうです。
本田さん自身も会社を経営されながら、1年の半分をハワイで過ごすというデュアルライフを実現されています。
さて、具体的に7つとは何かというと「時間・場所・人間関係・お金・働き方・服装・思考」のことを指します。
1つずつ具体的に見て行きましょう。
時間
制約のない「時間」とは、言い換えると自分で時間を管理するということです。
会社員は就業時間が決まっていますが、会社や組織に属さない人たちはそれさえも自分で決めなければなりません。彼らは時間という制約から解放された人たちですが、自分たちで時間管理を徹底するスキルを持ち合わせていなければなりません。
自分で時間管理をするのは大変そう。と思う方もいるかもしれませんが、実際のところ自分で時間を決めるということは自ら自分に負荷を与えて行動している状態なので、時間を指定されて生きている会社員のワークスタイルよりもストレスフリーです。
逆に、好きな時間に仕事をしていい、と言われたらダラダラと一日を過ごしてしまう人には時間の制約を外すことはデメリットになります。
場所
会社員はオフィスという決められた場所に毎日行くことを義務付けられています。これは会社の中で働くが故のルールに従っている状態なのです。
もし場所の制約から解放されたら、決まった場所に出勤する必要がなくなるので自分の選択肢で働く場所を決めることができます。
カフェやコワーキングスペース、自宅に書斎を設けるなど。毎朝乗っていた満員電車とはおさらばすることもできるのです。
場所にとらわれない生活にシフトするにはどうすれば良いのかについての関連記事はこちら↓
人間関係
職場において、常に悩みの種となるのが「人間関係」です。入社した会社で自分が部署を選ぶことは難しいため、上から指示された環境に放り投げられ、そこで出会った人々とうまく付き合っていかなければならないのが人間関係の制約です。
しかしこの制約から解放されると、人間関係の悩みから完全に解放されます。そして、自分が気の合う人を選択でき、その人たちと仕事をすることができるのです。
会いたい人にだけ会うことでストレスフリーで生きていくことができるでしょう。
お金
本業のみで生計を立てている人は、収入源も1本だと思います。
しかし、収入源が1つしかないというのはあまりにも大きなリスクだと思いませんか?
社会が激変する現代。組織の寿命も短くなり、企業がいつ倒産するかも分からない世の中で、もしあなたの唯一の収入源が潰れてしまっては元も子もありません。
そこで今注目すべきは「複数の収入源を持つ」ということです。
あなたは1ヶ月にいくらの金額があれば生きていけるでしょうか。例えば月20万円あれば生計が立てられると考えます。1つのキャッシュポイントから20万円を得るのではなく、4つのキャッシュポイントから5万円ずつ収入を得る方がリスクを分散させることができます。
キャッシュポイントは、仕組みの作り方次第で増やすことが可能です。
お金の制約から解放されることで自分の生計の立て方を様々な角度から変えていくことができるのです。
働き方
どのように仕事に取り組むかについても、雇用者である限りはある程度の制約に縛られて生きています。
会社での業務の中で行き詰まった時、解決するための選択肢としての軸にあるのは「会社の決まりやルール」ではありませんか?
会社員として働いていると、物事を自分で工夫して進めようとする姿勢が薄くなってしまいがちです。
無意識に会社の決まりやルールに押し付けられて働いていると、あなたの中にストレスがどんどん積もり、会社に対する不満に繋がっていきます。
「会社の決まりだから」が癖になってしまうことを誰も注意はしてくれませんし、それが悪いことであると教えてくれる人も会社には存在しないでしょう。
そこで大切なのは自分で意識改革することなのです。
これについては後で紹介する「思考」のところでお話しします。
服装
近年ベンチャー企業などで服装の自由が広がっていますが、日本ではいまだにオフィスカジュアルやスーツ着用が必須の企業が少なくありません。
真夏にも関わらず「機能性ジャケット」がバカ売れし、アパレル市場はどこまでも薄くて通気性抜群のジャケットを開発し、売り出しています。
服装においても会社の都合によるルールに従っているのです。
思考
7つの制約の中で最も重要なことが「思考」です。
制約のない考え方こそが他の制約からも解放されるはじめの一歩になります。
思考が他の制約と大きく違う点は、準備期間を必要とせず、思ったその時点からできることです。
最後の章では7つの制約にとらわれないために必要なことについて書いていきますが、これが理解できると制約のない生き方ができるようになり、自分の思考の切り替えもできているという証拠になります。
7つの制約のある生活=仕事に囚われた生活
7つの制約を具体的に見て、あなたはどのように感じたでしょうか?
私はこの7つの制約を知って、自分がいかに社会の「常識」に当てはめられていて、その制約の範囲内でしか物事を判断していなかったかを目の当たりにし、衝撃を受けました。
そして、「今まで当たり前に我慢していたこと」が全て正しいことではなかったのだということを確信したと共に、常識を壊してしまっても良いのだというワクワク感を覚えました。
今まで、私は仕事=作業として捉えていたように思います。自ら動いて仕事をしていたとは言えど、結局は会社のルールや決まり、指示の下でひたすら仕事をこなしていましたし、それが普通のことであると思っていました。
「もし明日からお金に困らず、いつ起きていつ寝ても良く、どんな格好で仕事をしても良いとしたら。」
こんな自由な生活を勝ち取るためにはどうすれば良いのでしょうか?
7つの制約に縛られないために必要なこととは
覚悟を決める
制約のなかで生きる=守られていきている
ということです。自分が本当に制約のない人生を送りたいと望むのであれば、全ての責任や失敗を自分で背負う覚悟が必要です。
9時から18時まで働いて成果がすんなり出る世界ではありません。
「あなたにそれだけの仕事ができるのか?」と言われて悔しいのであれば、そう言われないまでの努力をしなければ価値を届けられない、それだけのプレッシャーとリスクにどれだけ耐えられるかが問われます。
逆に成果を出すことができれば、9時から18時まで頑張る必要はないのです。
世の中で7つの制約から解放されている人たちは、この覚悟が決まって這い上がってきた人たちです。簡単に、楽して今のステージに上がっている訳ではないということを私を含め常に忘れてはいけません。
準備する
制約のない生活を送るためには、「準備」を怠っては何も始まりません。
どんな準備が必要かと言うと、ざっくり分けると精神面・体力面・スキル面の3つです。
例えば急に収入が不安定になったとしても他の収入源で補えることができるスキル面での準備。さらに、自分でビジネスをしていくということは常に何が起こるか分からない状況下でも耐えることができる精神力と体力。
会社に属さないと言うことは、様々なリスクを予測し、準備することが重要なのです。
ストック型の習慣を身につけよう
ビジネスを行う上で収益を上げていく方法としてフロー型ビジネスとストック型ビジネスがあります。
フロー型ビジネスは、美容院や医者のように都度都度で商品を販売したり、仕事を請け負うビジネススタイルです。特徴としては時間を切り売りしているという点です。
それに対してストック型ビジネスは、仕組みを作ることによって、継続的な収益が入ってくるというビジネススタイルです。
ストック型のビジネス例と言えば、不動産家賃やスマホの毎月の料金などの月額制サービスなどが挙げられます。
ストック型ビジネスの最初はフロー型ビジネスのように爆発的なヒットを生むことは困難ですが、積み上げていけば経営が安定するというメリットがあります。
このストックビジネスは個人にも活用できることで、例えばブログやツイッターなどの自己発信に関して言うと、活用の仕方次第ではストック型のビジネスにもなります。
すきま時間を見つけてはツイートしたり、文章力を磨くためにブログを書くことはストックビジネスの習慣に当てはまります。
そのような積み重ねによって、あなたの価値は積み上がり、個人でのストックビジネスの成功につなげることができるのです。
7つの制約から解放される術を見つけ、人生を豊かにしよう
いかがでしたでしょうか。
仕事を辞めて、自由の身になることは簡単です。しかし、その後すぐに7つの制約から解放されることは可能なのかというと、それは違います。
今回お話しした7つの制約とは何かをきちんと理解し、その上で覚悟と準備が整った人だけが、7つの制約のないステージへステップアップすることができるのです。
本気で自由な生活を送りたいと思うのであれば、まずは7つのうちどれから解放されたいか、優先順位を決めましょう。
そこから「どうすればそれから解放されるか?」を考えることが重要です。
一緒に5年後・10年後の自分のライフスタイルをイメージしながら、新しい選択肢を見出して行きましょう!