こんにちは。

未来の働き方を創造する

永金(@sachika072)です。

皆さんはAIの力による仕事の変化を感じたことはありますか?

レジ無人化やキャッシュレス化など、様々な場面でテクノロジーの可能性を感じることができると思います。

システム化によってどんどん便利な社会になることで、今まであった仕事が淘汰されていくのも事実。

そこで今日はAI時代に向けて、今どんな風に変化してきているのか、そしてAIによって代替えされた仕事は淘汰されるのかどうかをご紹介します。

そもそもAIとは?

AIは「Artificial Intelligence」の略で、日本語では「人工知能」を指します。

誤解を恐れず平易にいいかえるならば、「これまで人間にしかできなかった知的な行為(認識、推論、言語運用、創造など)を、どのような手順(アルゴリズム)とどのようなデータ(事前情報や知識)を準備すれば、それを機械的に実行できるか」を研究する分野である。【引用】Wikipedia

最近ではディープラーニングと言って、十分なデータがあれば機械が人間の手を必要とせず動いてくれる仕組みも誕生しています。

世界から見た日本の仕事環境。AIの任務とは?

まず、日本という社会は完璧を尊ぶ社会です。

サービスを受ける側の人間にとっては理想的かもしれませんが、サービスを提供する側の人間は疲弊してしまいがちです。

それに対して他国は働く側にそれほどの期待をしません。

【出典】President Woman

上の図は、明治大学の鈴木氏が作成した国際比較のデータをもとにした「今の仕事は楽しいと思うか」に対する回答結果です。

とても悲しいことに、日本人は仕事を楽しんでいる人が非常に少ないことが分かります。

男女別仕事の満足度は以下の通り。

こちらも日本のランキングはワースト2位となっており、男性の方が女性より仕事に満足できない結果となっています。

これは男女平等の不整備や、母親は家、父親は外で稼いでくるという役割分担の構図がこのような結果を招いているのではないでしょうか。

会社員を辞められないのは家庭の事情もあるから。。と言う人がいます。

自分の仕事に対してそのように言ってしまうと仕事に対する不満も生まれますし、自分自身の働き方すら納得できないことが問題であると思います。

こんな現状の日本社会において、AIに求められるのは仕事の効率化による人間の労働時間の短縮化です。

残業がかっこいいという考え方はもう破壊されつつありますが、未だに無駄な仕事を任せられたり、無駄な処理に時間を費やしてしまっている人がいます。

女性は子育て中の方でもフルタイムで働き、疲弊しています。

このような人たちの負担を軽減させることができるのが、AIだと思っています。

未来の仕事はAIによってどう変わる?

では、未来の仕事はAIによってどのように変化していくのでしょうか。

食とAI

まず、食とAIに関する現状についてご紹介します。

獺祭の挑戦

日本だけでなくパリでも絶賛されている日本酒「獺祭」は、富士通と一緒に予測AIを活用した日本酒醸造の実証実験を開始しています。

【出典】富士通

長年の職人さんたちが守ってきた獺祭の製造技術を「見える化」することを目的に、このプロジェクトは始動しました。

この実証実験は獺祭だけでなく日本酒造りのAI化の可能性を知るきっかけになります。

お寿司を3Dプリンターで!

また、寿司のシンギュラリティを目指している団体「OPEN MEALS」は、3Dプリンターで食べられる寿司を実現させることに成功しました。

【出典】日経TREND

2019年3月にはアメリカで開催されたSXSW(サウス・バイ・サウス・ウエスト)でその技術を披露しました。

さらにオープンミールズは昆虫や代替肉なども選択できるようにすることも考えており、地球環境への配慮にも取り組んでいます。

ITとソーシャルを掛け合わせた取り組みに今後も目が話せませんが、この寿司を食べるには初回10万円という価格設定となっており、一般的に世に広まっていくには時間がかかりそうです。

地方とAI

地方でのAI活用によって、人々の生活豊かさに貢献しています。

ここで詳しくみていきましょう。

移動手段の進化

例えばUberの仕組みが地方に進出しています。

京都府丹後市では自家用タクシーを活用した「ささえあい交通」と名付けられた制度が活躍しており、住民が自家用車を使って利用者はスマホ一つでタクシーを呼ぶことができます。

高齢化が進み、バスの運行も乏しい地方ではささえあい交通が住民のライフラインになりつつあります。

そして運転者には新たなキャッシュポイントとしてウィンウィンの関係を築くことができるのです。

Uberは現在広島にも進出しており、今後さらに地方に充満していくと考えられます。

空き家をシェア

また、地方の課題となっている「空き家問題」に関してはシェアスペースとしての活用が広がっています。

【出典】㈱ふるさと回帰総合政策研究所

上の資料は、㈱ふるさと回帰総合政策研究所が実施した2013年の空き家データです。

「使える状態にある地方の一戸建て空き家」は2008年の118万戸から2013年には140万戸を突破しました。

使える状態の空き家だけを算出しているため、実際の空き家の数はもっと多いことが予想されます。

また、空き家の管理形態に関しては以下の通り。

【出典】㈱ふるさと回帰総合政策研究所

なんと、地方の空き家バンクに登録されている物件はわずか0.2%で、ほとんどの空き家がオーナーの裁量のみによって管理されているのです。

これでは空き家の市場化を目指そうと思ってもベースが悲惨な状態なのです。

しかし実際にはオーナーの高齢化も進んでおり、空き家を貸したい、売りたいと思っている人も増加しています。

そこで今トレンドになりつつあるのが「シェアスペース」としての活用です。

テクノロジーの進化によってパソコン一つで自由な働き方にシフトする人が増えてきた中で、シェアオフィスやシェアハウスの需要が増えつつあります。

例えば秋田県で始まった「シェアヴィレッジ」は、「村があるから村民がいるのではなく、村民がいるから村ができる」という考え方のもと、年間3000円を支払えば誰もが村民になることができます。

村民になると田舎体験や宿泊、村民同士のコミュニティに触れることができます。

あなたも、この機会に村民になってみては?

他にも様々な地域でこのような空き家を活用したプロジェクトが誕生しています。

自分の地元はどうなんだろう?と思った方や興味のある方は、こちらをチェックしてみてくださいね!

医療とAI

医療の世界でもAIの進化が著しく進んでいます。

まず、AI技術を活用した医療機器の製造販売を、厚生労働省や第三者認証機関が認めました。

さらに、14種類のがんを少量の血液で判定するAIをPreferred Networksが社会実装を目標に取り組んでいたり、

医療における労働問題に対してAIによるシステム化で労働時間の軽減を進めています。

Preferred Networksとは?
日本のIoT分野での活用を中心にディープラーニングの研究と開発を行うスタートアップ企業。

デバイスが生み出す膨大なデータを、ネットワークのエッジで分散協調的に処理する「エッジヘビーコンピューティング」を提唱し、交通システム、製造業、バイオ・ヘルスケアの3つの重点事業領域を中心に、様々な分野でイノベーションの実現をめざしている。オープンソースの深層学習フレームワークChainer(チェイナー)の開発・提供をはじめ、トヨタ自動車、ファナック、国立がん研究センターなどの世界をリードする組織と協業し、先進的な取り組みを推進している。

【引用】Wikipedia

日本だけでなく海外でもAIと医療の分野への注目度は高いです。

AI開発に向けた中国政府の予算は年間約4,500億円と、日本の予算(約770億円)と比較すると約6倍。

さらにAI分野へのグローバル投資額435億ドルのうち317億ドル、つまり全投資額の4分の3は中国が占めていると、2018年の中国人工知能産業年会にて、工業情報化部傘下・中国信息通信研究院の副所長・張雪麗氏は報告した。その差は歴然だ。

実際、中国を始め、海外において医療分野でのAI活用は顕著だ。人間の医師が15分〜20分かかる画像分析を、AIを用いて30秒以下で実行しレポート発行まで行うInfervisionはその代表だろう。

Sequoia Capital Chinaのような主要投資家から総額約7000万ドルを調達しているInfervisionは、画像によるがん検知サービスを280の病院に提供している。

【引用】MIT technology review

その他、遠隔医療の促進や属人的な診断ミスの改善などにもAIが活躍すると考えられています。

AIで代替えされた仕事はどうなる?

みなさんが一番気になるのは、自分たちの仕事が代替えされないかどうかだと思います。

ニュースや本では代替えの可能性が低い職種が連なっていたりします。

確かに変動制の無いコンピュータ的な役割の仕事は淘汰されていきます。

しかし、AIの台頭によって新たな職業が誕生することも視野に入れておきましょう。

例えば銀行の窓口の仕事がなくなった場合でも、AIが対応仕切れないお客様相談サポート的な仕事やAIをマネジメントする仕事などが挙げられます。

今の仕事がなくなったとしても、立場や役割が変わって新たな仕事を任されるようになるでしょう。

しかし、社会は個の時代にシフトしていくことは避けられません。

自分でキャッシュポイントを増やすスキルを並行で身につけていくことに努めましょう。

AI時代を豊かに生きる為の仕事を考えよう!

いかがでしたか。

テクノロジーの進化によって、自分たちの働き方もより自由に、柔軟にできるようになりました。

まだその恩恵を受けることができてないと感じている人は、今すぐ働く環境を変えたほうが良いでしょう。

時代はどんどん変化し、その変化に対応できる企業や組織が強いです。

今や都市だけでなく地方にも優秀な企業が誕生しています。

豊かな生き方の選択肢はたくさんあります。

あなたなりに模索して、自分らしい生き方を見つけましょう!!

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