
こんにちは。
女性の未来の働き方を創造する
永金(@sachika072)です。
近年注目されている「シェアリングエコノミー」。
あなたも聞いたことはあるかもしれませんが、実際にどんなことがシェアリングエコノミーなのかが曖昧な人も多いかと思います。
しかし、あなたも無意識のうちに「シェアエコ」の恩恵を受けて生活しているかもしれません。
そこで今日は、シェアリングエコノミーについて、そして活用方法を紹介します。
目次
シェアリングエコノミーとは?
【出典】シェアリングエコノミー促進室
まずはシェアリングエコノミーについて詳しく説明しますね。
日本語で「共有経済」と呼び、個人が持っているスキル・モノ・知恵、あらゆるものを他者と共有する仕組みのことを指します。
シェアリングエコノミー
乗り物、住居、家具、服など、個人所有の資産等を他人に貸し出しをする、あるいは、貸し出しを仲介するサービスを指す。近年、欲しいものを購入するのではなく、必要なときに借りればよい、他人と共有すればよいという考えを持つ人やニーズが増えており、そのような人々と、所有物を提供したい人々を引き合わせるインターネット上のサービスが注目を集めている。【引用】コトバンク
シェアリングエコノミーを台頭させたのは「Uber」や「Airbnb」が挙げられますが、日本にもたくさんのサービスが誕生しています。
【出典】シェアリングネイバーズ
あなたも知っているサービスが複数あるのではないでしょうか。
個人×個人、個人×企業、 企業×企業など、立場や業界を越えて様々な場所でシェアリングエコノミーは浸透しています。
テクノロジーの進化でここまで自由なシェアが可能になったのです。
では、実際にシェアリングエコノミーによる市場規模はどれくらいなのでしょうか?
シェアリングエコノミーの市場規模
【出典】矢野経済研究所
上のグラフは、矢野経済研究所が調査したシェアリングエコノミーの現在と将来展望を表したものです。
2017年度の日本国内でのシェアリングエコノミーサービス市場は、前年度比132.8%の716億6千万円となりました。
そして今後もその成長率は止まることなく右肩上がりに上昇すると予測され、今後さらなる参入者の増加も予想されています。
シェアリングエコノミー事例
では、実際にどのようなサービスが活躍しているのでしょうか?
ここから見ていきましょう。
TABICA この体験が、旅になる。
TABICAは、「他の人の暮らしを少しだけ体験できる」というのがポイントで、
ガイドブックでは探しきれないローカルでユニークな体験を現地で暮らす人と一緒に経験することができます。
例えば地方で暮らすおばあちゃんが作る郷土料理を堪能できたり、ガイドブックには載ってないけどとても素敵なカフェやスポットを知ることができます。
体験費用も平均3000円〜なので、気軽に体験をすることができます。
TABICAによって新たな出会い、経験、価値観に触れることができ、ホストにもゲストにもたくさんのメリットがあります。
私も以前、TABICAさんが開催された「TABICAホスト説明会~日帰り体験ガイド、はじめの一歩~」に参加してきました。
実際にホストの方たちの体験談を聞くことができ、新しい働き方に触れるきっかけを学ぶことができました。
地元に愛情深い人や地方の魅力をもっといろんな人に知って欲しいと思っている方にはオススメです。
nutte あなたの「縫って!」を叶えます。
nutteは、洋服を作りたいと思っている人と縫製のプロを繋げるマッチングサービスです。
nutteのミッションは、作り手と依頼者をつなぐことで、透明で信頼できる関係を作り、 職人の技術が正当に評価される機会を作っていくこと。
今までは市場に既にある服しか選択肢のなかった人たちが、欲しかった洋服をプロの職人にオーダーすることができる新しいかたちです。
これまでnutteを通して素敵な洋服が生まれています。
【出典】nutte
こちらはシャツとワンピースのセットアップ。
既製服では作れないパターンも実現可能なのは、nutteならではです。
今後個人でブランドを立ち上げたい、自分の着たい洋服が市場には無いと思っている方は、ぜひ活用してみてください。
キッズライン 日本にベビーシッターの文化を
キッズラインは幅広い世代から注目を集めているベビーシッターのマッチングサービスです。
アメリカでは気軽にお願いできるベビーシッターですが、日本には今までベビーシッターという文化が無く、気軽にお願いできるものではありませんでした。
しかし、キッズラインでは、スマホ一つで簡単にベビーシッターさんに連絡を取ることができ、1時間単位でお願いすることができます。
保育目的以外にも、たまには気兼ねなくパートナーと出かけたい時にお願いできたり、急に子供の熱が出たなどの対応できない場面でシッターさんに救われることもあります。
このような便利なマッチングサービスは現在たくさんのママさんに愛されており、現在登録者が急増しています。
子育ても仕事も全力で頑張るママにはぜひ活用して欲しいと思います。
ウーバーイーツ配達パートナー
あなたはウーバーイーツを使ったことはありますか?
ウーバーイーツは、アプリから好きな料理を注文し、その料理がお店から自宅まですぐに届くとても便利なサービスです。
その料理を運ぶのが配達パートナーの任務なわけですが、実はこの仕事、日給は1万円〜2万円と意外と良いお小遣い稼ぎになるのです。
ベテランの配達パートナーになると1時間2100円も稼ぐ人もいるほどです。
会社員でも気軽に、運動がてら出来る配達パートナー。
一度自分の自転車やバイクで挑戦してみては?
シェアリングエコノミーのメリット
シェアリングエコノミーのメリットはたくさんあります。
ここから具体的にみていきましょう。
社会のインフラになりつつある
例えばアメリカでは、タクシーといえばLyft、Uberのライディングシェアがほとんどを占めており、社会のインフラになりつつあります。
民泊サービスのAirbnbは旅行する際に必ずチェックするサービスになりました。
日本でも先ほどご紹介したサービス以外にもメルカリや、ココナラなどのクラウドソーシングで仕事をシェアし、副業が簡単にできる環境も整っています。
政府もシェアリングエコノミーの実装に乗り出し、2016年に内閣官房 IT総合戦略室長(政府CIO)の下に、シェアリングエコノミー検討会議を開催しました。
シェアリングエコノミーは、モノをシェアすることで眠っていた資材を有効活用することができ、環境汚染の防止にも繋がります。
そして技術やスキルをシェアすることで人材不足の解消、そして個人の生活の豊かさも享受することができるのです。
新しい自分に出会える
シェアリングエコノミーによって、様々な体験をすることができます。
例えば旅先でAirbnbを利用すると、まずホストとの出会いがあります。
そしてTABICAでその地の人が提供している体験に参加すると、現地に住むホストからその地の魅力をローカルに体験することができます。
シェアハウスに住めば新しい人との出会い、そして新たな価値観、世界に触れ合うことになります。
シェアリングエコノミーを活用することによって新しい自分にどんどん巡り会うことになるのです。
昔では考えられなかったマッチングが、今ではスマホ一つで簡単に叶う時代。
この素晴らしいサービスを使わないわけにはいきません。
シェアリングエコノミーの今後と課題
ここまでメリットをズラッとあげてきましたが、実は日本は世界と比べるとシェアリングエコノミーの利用率・認知度が低いです。
それはなぜかと言うと、政府の制約の緩和が追いついていないこと、そしてシェアに対して抵抗がある日本人が多いということです。
また、課題先進国である日本は高齢化が著しく、高齢者が気軽にシェアリングエコノミーを使える仕組みづくりを進めていかなくてはなりません。
例えば田舎に住むおばあちゃんがシェアリングエコノミーのサービスを使えるように簡単に操作できるツールの提供。
また地方でライディングシェアをより広めて、病院や買い物に行きたいシニア層が気軽に使える仕組みづくりを構築するなど。
しかしその為には個人間でのマッチングにとるトラブルにどう対応するのかという問題や、手数料は相応なのかという課題もあり、シェアリングエコノミーを浸透させるためには問題は山積みなのです。
まずは政府がシェアリングエコノミーに対する理解を深め、制約の変更や緩和を進めて行く必要があります。
その為には私たちが声を挙げ、より豊かな日本社会になるための行動を起こしていかなければなりません。
シェアリングエコノミーで個人が豊かに生きる2019年へ
シェアリングエコノミーに関心が湧いたでしょうか?
少しでもシェアリングエコノミーの素晴らしさを知って、今後サービスを活用するきっかけになれば嬉しいです。
個人の時代と言われるようになって久しいですが、個人の時代とシェアリングエコノミーの相性はとても良いと思っています。
なぜかと言うと、個人が持っている知識・知恵・スキルを手っ取り早く知ってもらうには、シェアリングエコノミーのプラットフォームが一番効果的だからです。
眠っている資産やスキルを、ニーズのある人に向けてしっかり届けることができるのです。
今後もシェアリングエコノミーの可能性をより多くの人に知ってもらい、1人でも多くの人にその恩恵を受けて頂きたいと思っています。
一緒に個人が豊かに生きられる社会に向けて様々な挑戦を一緒にしていきましょう!
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