こんにちは。

女性の未来の働き方を創造する

永金です。

あなたは、先延ばし癖で悩むことはありますか?

「まだ締切まで時間あるし」「今日は疲れたから明日にしよう」など、大半の人が切羽詰まってから行動した経験があると思います。

厄介な先延ばし癖を克服するコツはあるのでしょうか?

今日はなかなか行動に移すことができない人に向けて、先延ばし人間を克服するコツについて紹介していきます。

先延ばし癖の原因とは?

先延ばすとは、大切なこと・重要なことを後回しにしてしまうことを言います。

学生時代、夏休みの宿題を休みの最終日にまとめてやってしまったり、試験勉強をギリギリまでやらず、試験直前に徹夜で行なった経験はありませんか?

これはビジネスや自己成長の際にも影響してきます。

例えば締め切りまで取引先へのメールを溜めてしまったり、英語学習やジム通いなど仕事以外での自分への投資時間を「疲れたから」「今日は飲みに行く」などの言い訳を使って怠ってしまうなど。

人間、テストで良い成績が出せなかったりすると、今度からは絶対コツコツ頑張ろうと心に誓うものですが、次からコツコツやる人は、ほぼいません。

目の前のことに安心してしまい、「まだいいや」「今は仕事が忙しいから」と頭で思ってしまうことで、何度失敗を経験しても繰り返してしまうのです。

私たちに与えられた時間は平等かつ、限られています。

この時間をどう使うかでそれぞれの人生に大きく差が開いていきます。

その大きな差の原因になっているのは「先延ばし癖」なのです。

先延ばし癖がある人の特徴4つ

まずはどんな人が先延ばし癖があるのか、その特徴について見ていきましょう。

自分に甘く、常に言い訳ばかり

先延ばし癖のある人に特徴的なのは、自分に甘いと言うことです。

精神的に幼い部分があり、理性よりも欲求が勝ってしまうケースが多いです。

例えば自分に欲しいものは我慢せず、毎月の給料を気付いたら使い切って貯金できていなかったり、

貯金ができないことを反省することもなく、節約する努力もしようとはしません。

言い訳ばかりであるのも特徴的で、そういった人の口癖は「仕方がない」「だって」です。

失敗したことや上手くいかなかったことに対して自分に責任を感じたくないので、

次に向けて頑張ろうと思うこともありません。

自分に甘い人はダイエットも絶対に成功しません。

失敗が怖くて進むことができない

先回り癖のある人の中は、失敗を恐れてなかなか手を出せない人がいます。

こういった人は完璧主義者が多く、上手くできるのか自信がない場合やリスクを感じてしまった場合失敗に怯えて逃げてしまいがちです。

「発信するには完璧なものを作らなければ」と思っているケースもあれば、無駄な予想ばかりを並べて不安に陥っているケースもあります。

何時間も勉強したり、リスクばかりを考えているうちに時間はどんどん過ぎ去っていきます。

つい趣味やスマホに目がいってしまう

仕事中に友人や恋人からのLINE通知が来ると、仕事をしていたのについ気になって開いてしまう。

こんな経験はありませんか?

現代の若者のほとんどがADHDと言われているように、SNSやチャットツールで簡単に人とコミュニケーションが取れるようになったことで若者の集中力の欠如が目立つようになりました。

ADHDは、注意欠陥多動性障害とも呼ばれ、不注意(集中力がない・気が散りやすい)、多動性(じっとしていられない・落ち着きがない)、衝動性 (順番を待てない・考える前に実行してしまう)の3つの要素がみられる発達障害のひとつです。【引用】ADHD(注意欠陥多動性障害)とは

こういった人は、目の前のやるべきことの方が大切であると分かっているにも関わらず、いつでも出来るSNSに時間を割いてしまいがちです。

本当にやりたいと思っていない

先延ばし癖がある人は、やらなければならないと分かっていても、その目的意識が欠けてしまっています。

  • これをすることで自分はどうなりたいのか
  • これをすれば自分の評価はどのようにUPするのか

将来の夢やの目標が明確でないが故に、目の前のすべきことが疎かになってしまいがちです。

先延ばし癖を克服するコツ4つ

さて、ここからは先延ばし癖を克服するコツについてお伝えしていきます。

1つ1つしっかり読んで、出来ることからトライしていきましょう。

1つのことに集中する

ADHDのお話で若者の集中力の欠如についてご紹介しましたが、自分にとって集中の妨げになるものは徹底的に排除しましょう。

集中したい時はスマホやテレビ、本や雑誌などは自分の目の届かない場所に保管し、集中できる環境を自ら作るのです。

と言っても、意識が仕事に向かず別の方向に行ってしまうこともあると思います。

そんな時は一度手を止めて、自分が今日達成したいタスクは何かを振り返りましょう。

「これだけは必ずやる」と決めたことはその日のうちにきちんとこなせる癖をつけましょう。

TO BEリストを作る

TO DOリストも大切ですが、TO BEを作ることもおすすめです。

集中できない要因として、それをやることによって自分がどうなれるのかを分かっていないことが多いため、目的が分からない分その仕事や勉強はいつまで経ってもはかどりません。

そこでおすすめするのがTO BEリストです。

自分が将来「なりたい自分」を想像しましょう。

なりたい自分さえも漠然となってしまう場合は「なりたくない自分を想像する」のも効果的です。

なりたくない自分を避けるためにはどうすべきなのか?

これを考えることで自分のやるべきことがタスクとして見えてきます。

具体的に自分がどうなるためにこれをやるのかが分かっていると自主的に行動に移せるようになります。

達成できたら自分にご褒美を

1日のタスクや目標が達成できたら自分へのご褒美タイムを作りましょう。

おやつタイムを作る、欲しかった物を買うなど、目的達成できたら自分に許すことを決めておくと、自然と集中して行動に移すことができます。

毎日の継続力が続かない人は自分にご褒美を与えるルールを作っても良いかもしれません。

とりあえず始める!

先延ばし癖を克服するための様々なコツやテクニックの情報が溢れていますが、

結局一番大切なのはとりあえず始めることです。

パナソニック創業者の松下幸之助さんの有名な言葉に以下のようなものがあります。

失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければ、それは成功になる

完璧主義はあなたの人生を破城します。

言い訳ばかり付けて何も行動に移せない人は自分に甘い証拠。

意識がどこか他の方に向いてしまうのはそのタスクに対する意欲が薄い証拠です。

後悔は、何もやらなかった後悔の方が何百倍もあなたの心に付き纏います。

なぜあの時頑張れなかったのだろうと。

集中できないと悩む前にとりあえず手を付けてみる。そうすれば始めの一歩は達成です。

先延ばし癖を辞めない人の末路

さて、先延ばし癖を克服するコツを見てきましたが、これでも克服できずに先延ばしを永遠にやってしまった場合どうなってしまうでしょうか?

先延ばしを辞めなかった人の末路をご紹介します。

出来ない理由を挙げるのが上手になる

先延ばし癖がついてしまっている人は、言い訳を探すことにとてもクリエイティブになります。

自分が先延ばし癖を辞められないことを親のせいや会社のせいにしてし、外的要因のせいで自分はやりたいことが出来ないと勝手に不満ばかりを溜めていくのです。

「仕方ない」と言葉では受け止めつつも、その人の中に不満や文句はどんどん積もっています。

受け身になっていても事態は絶対に好転しません。

出来ない理由ばかり探すのではなく、どうすれば行動に移せるかを具体的に考えましょう。

自己評価だけがどんどん高くなる

よく、「やれば出来る」という言葉を耳にしますが、自分を奮い立たせるために使うのなら全く問題ありません。

しかし、やったこともないのに「自分はやれば出来る」と思い込んでいるケースは危険です。

行動に移して、自分の実力を知って初めて自分がこの分野に対して出来る人間なのかどうかは判断出来ます。

にも関わらず、自分はやればできるから今やらなくても良いと思ってしまうと、いつまで経っても自己評価だけが高く、中身のない人間になってしまいます。

現状維持な人生が待っている

先延ばし癖のある人は現状の自分に安心してなにも行動に移さなくなります。

成功者の話を聞いたり読んだりしていると、誰も現状に満足している人はいません。

成功者ほど向上心高く、次の目標達成を熱望しているのです。

この差が人生において大きな差を生んでいるのです。

現状維持は衰退への道と肝に命じておきましょう。

なぜなら、向上心あふれる人たちは、先延ばしをしている人たちを尻目に今日も自己成長のために必死に努力しているからです。

先延ばし癖を克服して行動に移していこう

世の中に完璧な人間はいません。

私も切羽詰まってテスト勉強をしたり、締切ギリギリまでなにもやらなかった経験があります。

しかし、大事なのはここで感じてしまう自己嫌悪や後悔を「やってしまったものは仕方ない」とキッパリ断ち切ること。

後悔する時間は勿体無いだけです。次から頑張るエネルギー源にしてしまいましょう。

また、「時間はまだまだあるな。」と考えるのではなく、「早く終わらせて楽になろう」と、考え方をシフトさせることも効果的です。

目標を明確に、行動はコツコツと。

自分の人生を後悔のないものにするために、行動しない言い訳探しは今すぐ辞め、直ちに行動に移していきましょう!

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