こんにちは。

女性の未来の働き方を創造する

永金(@sachika072)です。

あなたは社会起業家というワードを聞いたことはありますか?

ベンチャー企業が台頭するようになり、起業家が取り沙汰されることが多い現代ですが、「社会起業」を取り上げるケースが少ないように感じます。

そこで今日は社会起業とは何かを明確にしていきます。

今後起業したい人は参ぜひ考にしてみてください。

社会起業家とは?

社会起業家は、社会課題を解決しようとする人のことを指します。

社会起業家(しゃかいきぎょうか)は、社会変革(英: Social change)の担い手(チェンジメーカー)として、社会の課題を、事業により解決する人のことを言う。社会問題を認識し、社会変革を起こすために、ベンチャー企業を創造、組織化、経営するために、起業という手法を採るものを指す。

【引用】Wikipedia

社会起業=NPO,NGOと思われる人も多いですが、事業成功によって社会貢献を目指すので、株式会社や有限会社という形態をとる場合ももちろんあります。

そのほかにも、安定した事業運営を目指す為に公益社団法人、一般社団法人などの任意団体という形態をとるケースもあります。

社会起業家という起業の仕方とは?

まず、社会起業家と起業家の違いですが、もっとも大きな違いは「何の為に起業するか」です。

社会起業家は利益を出すだけでなく、その活動によって社会に貢献する、良い影響を与えることを目的としています。

一般に起業したい人は「自分のやりたいことを実現したい」「ビジネスで利益を生み出したい」と思っている人がほとんどです。

社会起業家は「自分がビジネスをやることによって課題を解決したい」という思いを抱いています。

これまではスティーブ・ジョブズなどのようにこれまでなかったものを生み出し、人々にとって便利な社会を創造する人が活躍しましたが、

今後は情報もモノも飽和化する時代。

ゼロイチで何かを生み出すアイデア出しよりも、社会を変革する社会起業家がより一層求めらるようになるでしょう。

社会起業家として輝く女性事例

非営利団体「Kode with Klossy」カーリー・クロス

【出典】Forbes Japan

ファッション雑誌VOGUEの表紙を飾るスーパーモデル カーリー・クロス(25)は非営利団体の運営者でもあります。

どんな非営利団体かと言うと、短期間でプログラミングを指導するサービスを提供しています。

彼女自身プログラミングなどのテクノロジーに関心があり、これまで500人以上の生徒に教えてきたそうです。

非営利団体Kode with Klossyはこちら

他にも若くして輝く女性起業家を紹介した記事はこちらへ▽

社会起業のデメリット

革新的なビジネスと社会貢献の融合

社会起業のビジネスは、基本的に困っている人や社会的弱者、社会的課題にコミットする内容です。

社会にとってプラスの影響を与えているのですが、革新的なサービスやものを生み出すという部分が弱くなりがち。

自分がどうやって社会に貢献したいのか、課題解決に貢献したいのかは最初にしっかり固めておく必要がありそうです。

発信力に弱い

あなたは、社会的企業の例をいくつか教えてくださいと言われて、すぐに思い浮かびますか?

きっとNPOやNGOなどの単語が出てくるだけで、具体的にどんな企業や団体があるのかはわからないと思います。

もしくは、そのような団体に対して「胡散臭い」といったイメージを持っているかもしれません。

社会的企業の課題として上がるのが「発信力」です。

一般的には社内で広報やPR担当などが所属し、会社名を発信していくのですが、社会起業家は発信の部分に力を入れる傾向がない為、世の中の認知度が非常に低い。

ブランドロイヤリティが大切にされるように、社会起業でも自分たちの活動をしっかり世の中に知らせる必要があります。

社会のための活動を全力でやっているのなら、それを世の中に広めて知ってもらうことも大事です。

クリエイティブやエンタメ性を取り入れた尖った社会起業家が誕生してほしいと思っています。

社会起業のメリット

人に喜ばれ、役立つ仕事

ムハマド・ユヌスがグラミン銀行を創設して貧困層の人たちの生活を救ったように、社会起業は困っている人たちに喜ばれ、自分が役立っていると感じることができる仕事です。

人の為になる仕事がしたい、困っている人を助けたいと思っている人にとって社会起業家という選択肢は非常にやりがいを感じられる働き方だと思います。

女性にとってキャリアを維持しやすい

今後は一般企業の上司部下の関係性も薄れていくと思いますが、社会起業では男女の境界線がなく、働きやすい環境が整っています。

なぜかというと、社会起業は働いている人にも貢献することを意識している為、ワークライフバランスをしっかり構築しているケースが多いからです。

20代でバリバリ企業で働き、スキルを身に付けた後に社会企業に転職する女性も多いです。

仕事内容に関しても、社会企業では社会的弱者の人たちとの接触も多い為、女性は非常に共感しやすく、働きがいのある職場になるでしょう。

また、社会起業は規模が大きくないため、自分のやってみたいことも比較的通りやすく、チャレンジしやすい環境となっています。

今後出産・育児によるキャリアとのバランスで悩んでいる人にはオススメの環境であると言えます。

社会起業家が仕事を持続させる為に意識すべきこと

営利企業でも10年後も存続している企業は10%に満たないと言われている中で、社会起業はどのように持続可能な仕組みづくりをしていかなければならないのでしょうか。

ここからみていきましょう。

収入源の多様化

社会起業は困っている人を対象にしたビジネスなため、マネタイズが難しいです。

しかし、単なるボランテイア活動だけでは組織は成り立ちません。

そのため大事なのは、収益源の多様化です。

キャッシュポイントを複数持つことによって安定した事業を構築することができます。

資金援助に頼るだけでは経営の継続は困難です。

援助以外に自分たちでお金を稼ぐ仕組みづくりで組織を強くする必要があります。

イベントや商品開発をして販売したり、アパレル企業がホテル事業や飲食事業に乗り出したように、業界問わず様々な企業の事業例を参考にしてみても良いかもしれません。

人材の確保・教育

日本人の平均所得低下かつ人手不足が嘆かれている中、社会企業もその課題にぶち当てっています。

社会的課題を解決するには多くの人の協力が必要です。

その為には、社会起業家の情熱と多大な影響力で社会を変えていこうとするエネルギーが必要でしょう。

または企業の関わり方を多様にすることも良いでしょう。

例えば一般社団法人PMIは、それぞれの業界で活躍するミレニアル世代を集めて活動や発信を行っています。

個人と組織の関わり方を多様にし、その行き来を柔軟にさせることも、今後事業を継続させる秘訣になりそうです。

社会起業で仕事と社会を変えていこう

今後働き方はどんどん多様化していきます。

個人が様々なプロジェクト・組織に関わり、もはや一つの会社に所属する人がマイノリティになっていくでしょう。

しかし、この流れに取り残されない為には今から自分の価値を高め、スキルを身に着けることが不可欠です。

自分がどんな志を抱き、社会にどんなインパクトを与えたいのか。

この疑問を解決できるまで決して考えることを止めないようにしましょう。

そのさきに見えた答えが、社会起業家になる手段が合っているのであればこの道を進むことができます。

自分が何をしたいかによって起業の種類も選択できます。

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