
こんにちは。
女性の未来の働き方を創造する
永金(@sachika072)です。
女性なら誰しもが気になるライフイベントと仕事の両立。
働きやすい社会になったとは言えど、核家族が多い東京などの都市部においては未だに両立に苦しむ女性が多いです。
なぜ女性だけが苦しむのでしょうか。
Atlasでも子育てと仕事の両立について書いたことがあります。
最近、再びシェアハウスに住む人が増えてきていますが、
子育て中の女性こそシェアハウスのような環境に飛び込んで、助けてもらいながら子育てをしても良いと思います。
そこで今日は、新しい家族・子育ての在り方を見出している「拡張家族」についてご紹介します。
目次
拡張家族で、仕事と子育ての在り方が変わる。
拡張家族は血の繋がってない人たちが集まり、一緒に暮らし、子育てや介護を支え合いながら生きていくことを目指しています。
シェアリングエコノミーを取り入れた考え方と言えます。
内閣官房シェアリングエコノミー伝道師として活動されている石山アンジュさんがこの言葉を世の中に広められています。
シェア時代の今、必要なのは「人を信じる力」
多様な人々の幸せな働き方を応援するプロジェクト🌈「カラフルワーク」最終回は、シェアリングエコノミー伝道師、石山アンジュさんのインタビューです。https://t.co/CTVILE9Soh— NewsPicks (@NewsPicks) 2019年3月10日
私の両親も共働きだったので、祖母や祖父、近所のお姉さんやおばさん、おじさんなど、色んな人と関わりながら育ちました。
今考えるとその環境は本当に恵まれていたんだと思います。
家族以外の世代が離れた人たちから歴史の話を聞いたり、昔の面白い話を聞いたり。
珍しい食べ物を食べたり(祖父が飼っていた猟犬が仕留めたイノシシやカモをよく食べてました。美味です。)
しかし現代では、近所付き合いも減ってしまい、いざと言うときに頼れる人が周りにいないことが増えています。
ベビーシッターや家事代行のサービスを使う文化もあまり浸透していない日本では、女性1人が子育てをすることは困難です。
そこで誕生した新しい考え方が「拡張家族」と言う考え方です。
女性だけでは限界。仕事と子育ての両立。
日本で未だに課題として消えない女性の働き方。
ライフイベントによってキャリアの道を諦めてしまう女性や、
逆に仕事を選んで生活の幸福度を上げられない女性もいます。
核家族が多い東京都内では「孤育て」状態に陥っている女性も非常に多い。
私の先輩でも、仕事も子育ても100%こなしてやるんだと意気込むあまり子育てに追いやられて精神的に参ってしまった人を何人か見てきました。
誰にも相談できず限界を感じてしまう女性も多い。
そんな中で今、新しい家族の在り方が生まれています。
それが拡張家族です。
拡張家族として暮らすメリット
拡張家族の中で暮らすことによって、子育て中の女性もそうでない女性でも様々なメリットがあります。
子育ての負担が軽くなる
拡張家族の中で暮らすことで、家に帰れば自分に代わって子供の相手をしてくれる大人がいます。
一緒に晩ご飯を食べながら、話を聞いてくれる人に恵まれます。
1人で頑張ろうとしていると、こういった場面に救われることも少ないです。
色んな人の子育てスタイルに出会うことで、「こんな子育ての仕方もアリだな」と言うような学びも増えるでしょう。
色んな子育てを吸収しながら「共育」を楽しむことができます。
子供の多様性が豊かになる
子供時代では、保育園や学校では同い年の子としか触れ合う機会がなく、違う学年の子供たちや違う世代の大人たちと触れ合う機会が少ないです。
しかし拡張家族の中で過ごしていると、保育園児の子供が家に帰ると高校生と触れあえたり、30代,40代もっと上の人とも話すことができます。
小さい頃から色んな人とコミュニケーションを取っていると、
この人にはこんな考え方があるんだ、こんな捉え方もあるんだと言う多様性が生まれます。
自分で考える癖ができると、自分の軸を構築することにも繋がります。
最近では「知らないおじさんに付いていったらダメ!」と言われるようになり、小さい頃に世代を超えて会話をする機会が稀になってしまいました。
幼い時こそ世代を超えた人と色んな話をすることで知識も増え、多様性のある大人になっていくと思います。
子供が「寂しい」と思うことが減る
私は途中から母子家庭だったのですが、周りに祖母や祖父、親戚の人たちがいたので寂しいと思うことはありませんでした。
同級生から、「さちか、寂しいと思うことは無いの?」と聞かれた時にハッとしたほどです。
家に帰れば祖母や祖父が待ってくれている。
でも上京して、私のような家庭ばかりではないことを目の当たりにしました。
学校から帰って1人で寂しくご飯を食べている子供や、金銭的な理由で何かに挑戦できない子供もいる。
しかしそれは親が悪いのではなく、私たちがサポートすることで変えていけることもあると思います。
拡張家族にはそういった寂しい思いをしている子供たちの環境を変える役割を果たすことができます。
普段触れあえない人と出会える
実は私は、赤ちゃんを抱っこするのにとても苦手意識があります。
上の写真でも、赤ちゃん、私に抱えられて「こいつ大丈夫か」とビビっているのがよく分かります。笑
私は最近、先輩や知り合いママさんの赤ちゃんと触れ合う機会があるのですが、
普通だと私達くらいの年代で赤ちゃんを抱っこする機会は滅多に無いと思います。
しかしこのような触れ合いの時間で学べることがたくさんあります。
例えば0歳児の子育ての大変さや、
普段どうやって赤ちゃんを抱えて移動しているのか、
育児をする前に知っておきたかったことなど。
初めて知ることも多々あります。
拡張家族の中には赤ちゃんからシニアまで、色んな人が暮らしています。
そんな空間で暮らしていると、子供の子育てや介護、世代を超えたコミュニケーションが身近に存在し、新しい学びや経験をすることができます。
一人っ子で育って来た人にとってはとても新鮮な空間になるでしょう。
しばらく暮らしていると、あなたも子育てマスターになっているかもしれませんよ!
自分と向き合う時間になる
私の父はよく、「とにかく世界に出て、色んな人に会え」と言ってました。
今、その素晴らしさを身を以て理解しています。
自分にできることは何か、自分らしさとは何かなんて、いつになっても分かりません。
むしろそれを探すことが人生なんだと最近思います。
そんな人生を送るには1人殻に閉じこもって悶々と自問自答していても答えは出てきません。
色んな人と出会い、話し、それぞれの価値観・考え方を尊重し、新しい刺激を得ることで人生の選択肢を創り出すことができるのです。
しかし、普段家と会社の行き来の生活ばかりでは、なかなか新しい人との出会いには恵まれません。
大事なのは自分の環境を変えることです。
1人暮らしをするのが難しい人は、まずはシェアハウスに住んでみることをお勧めします。
シェアハウスだと家賃も比較的安く、色んな人と出会うことができます。
最近では月額1.5万円からホステル泊まり放題の「ホステルライフ」や、
月4万円で全国のシェアハウスが住み放題になるサブスクサービス「ADDress」など様々な形で一つの家に留まらず、色んな場所に拠点を移しながら生活している人が増えています。
あなたも新しい暮らし方に挑戦してみては?
家族の在り方を変え、仕事と子育で限界を感じる女性をゼロに
あなたはこの「拡張家族」について、どのように考えるでしょうか。
日本では誰かと一緒に暮らすこと自体に抵抗がある人が多いです。
しかし昔は誰かの協力を得ながら子育てを乗り越えるのは当たり前のことでした。
昔当たり前だったことを今一度東京からどんどん浸透させていきたいと思います。
1人でも多くの女性が仕事も子育てもマイペースに楽しくできる社会を目指しましょう!
拡張家族をしているコミュニティに関する情報はこちら。
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