
こんにちは。
女性の未来の働き方を創造する
永金です。
あなたは自分のライフスタイルについて考えることはありますか?
- おしゃれなライフスタイルを体現したい
- 休日の暮らし方を充実させたい
- 自分時間を大事にしたい
など、女性なら誰しもが自分の暮らし方をおしゃれに、快適にしたいと思っているはず。
そんな方達に、今日は「ロハス」という考え方についてご紹介します。
目次
ロハスとは?
ロハスとは、英語にするとLOHASと書き、"lifestyles of health and sustainability" の頭文字をとった略語です。
これは直訳すると「健康と地球環境」意識の高いライフスタイルを指します。
LOHAS= Lifestyles of Health and Sustainability の頭文字をとった略語で、健康と環境、持続可能な社会生活を心がける生活スタイル「LOHAS」ロハスのことです。 LOHASは1990年代の後半にアメリカの中西部、コロラド州ボールダー周辺で生まれた新しいビジネス・コンセプトです。ボールダー周辺には、地球環境問題や農薬汚染の問題に危機意識を持ち、オルタナティブな生き方やLOHASな事業を始めた人たちが誕生しました。国の政策と地球環境の持続性に危機感を持つ、社会企業家やクリエイティブな人たちがビジネスを通じて新しいパラダイムの創造を志した、これがLOHASの源流です。
環境問題によるエコロジーへの訴えかけが話題になったこと、そしてライフスタイルを重視する女性が急増しオーガニックや環境に配慮した生産背景が分かる商品が人気です。
その流れで日本でもロハスという考え方が浸透し、女性の間で「おしゃれで自分らしい生き方」で注目されています。
ロハスな人生を送っている女性事例3つ
実際にロハスな生き方ってどんな感じなのか、イメージが付きにくいですよね。
そこで今日は、ロハスなライフスタイルを送る女性を3名ご紹介します。
桐島かれんさん
モデル、歌手、女優、タレント、ラジオパーソナリテとスラッシュキャリアで活躍されている桐島かれんさん。
自己資金だけを頼りにバリ、ベトナム、タイ、中国の雑貨を自らセレクトし、2015年にHouse Of Lotusというライフクラフトブランドを設立されました。
更に桐島さんは4児の母でもあります。
仕事と育児について、桐島さんはこのように語られています。
家事と子どもの世話に追われ、ほとんどの時間を家の中で過ごす毎日は、そりゃもう、大変でした(笑)。
自分の時間なんて全くないけれど、育児をしながらでも、ちょっとした楽しみが欲しいじゃないですか、日々の生活の中に。それが私にとっては、インテリアや雑貨を通して、家の中をデコレートしたり、生活を彩るちょっとした工夫をすることだったんですよね。花を飾ったり、素敵な器にお料理を盛りつけたり、部屋の模様替えを楽しんだり......。毎日同じことの繰り返しの育児や家事も、美しい花に触れたり、好きな雑貨に囲まれることで、気持ちがちょっと豊かになり、気分的に救われていたんでしょうね。
桐島さんはハウスワークへのこだわりがとても強く、家は建ってからがスタートであり、暮らしをよくするための人生の通過点であると語られています。
更に、葉山にある別荘は2年もの改装を経て桐島さんの美意識が詰まった素敵な家になっています。
自然を愛し、世界の文化や伝統を尊敬し、家の中に詰め込む。
まさに、「ロハス」な生活を送られている桐島さん。
House of Lotusの仕事に関してはこのように語られています。
ただ、ひたすらに「好き」という気持ちに突き動かされてきた気がします。経営や人事など最初は本当にわからないことだらけで、今でも数字は大の苦手(笑)!でも、行動しながら少しずつ見えてくるものがありました。つくった“場”が、人生と同じように、自分や周りの環境によって柔らかに変化していく楽しさも知り――。今、また新たな「ハウス オブ ロータス」の蕾が花開くのが楽しみです。
【引用】Love of Life
ただ、自分の好きなことを発信し続けた先にHouse Of Lotus設立に行き着いた桐島さん。
女性が自由に、楽しく生きる理想の考え方ではないかと思います。
好きなことを体現するには学ばなければならないことが出てくる。
好きなことを追求すれば、自然と他のスキル・知識が身につくのだと改めて感じます。
私は「自分探し」という言葉が嫌いなんです。自分が何かというのは、他人との関係で決まってくるもので、自分で探すものではないから。
「これはしたいことと違う」などと言わすに、どんな小さなことでもいいから、それを続けることで身に付くものがあり、やり続けることが仕事になっていくんだと思います。
私の母は、70才近くになった今もなお、髪振り乱して原稿用紙と格闘しています。仕事をしている母が一番ステキだと子どもの頃から思っていました。やっぱりこの人は書くために生まれてきた人なんだと羨ましく感じます。
写真家である夫も、好きなことを仕事にした羨ましい人間です。でも、ただ、好きなだけでは、仕事なんて続かないものです。どんな仕事でも、重い責任を担う逞しさ、世間に振り回されず個として突き進むしなやかさ、そして、継続するための強さが必要です。子どもたちが逞しく、そしてしなやかに育ってくれたらいいなと思いますね。
今後も桐島さんがセレクトする世界中の雑貨を見るのがとても楽しみです。
ローラさん
今や誰もが知っているローラさん。
バラエティタレント、ファッションモデル、歌手として、彼女もスラッシュキャリアでマルチに活躍されている女性の1人です。
現在はロサンゼルスに活動拠点を移され、さらに飛躍されています。
そんなローラさんも実はロハスなライフスタイルを体現されています。

ローラさんはSNSを通して環境破壊の問題を言及しています。
地球温暖化や森林伐採、動物保護など、様々な角度から環境問題についての言及を行なっています。
他にもユニセフ(国連児童基金)に1000万円の寄付をするなど、真剣に世界の問題と向き合っています。

ローラさんはダイエットにもすごく気を使われており、
Instagramでトレーニング専門のアカウントworkout_330で日々のトレーニングについて発信されています。
食生活についても、ローラさんはグルテンフリーな食生活を心がけており、
その徹底ぶりは私もすごく参考にしており、見習おうと奮闘中です。
ローラさんは明るいキャラクターで私たちを元気にしてくれますが、実は裏で知られざる努力をされてきている、超ストイックな女性です。
努力の上に成り立っているローラさん的ロハス生活を私も体現したいと思っています。
鎌田安里紗さん
ファッション雑誌Ranzukiの専属モデルとして活躍され、現在は慶應義塾大学SFC政策・メディア研究科に所属されています。
その傍で、エシカル・ファッションプランナーという肩書きで発信をしている鎌田さん。

エシカルファッションとは、地球環境に配慮した素材、生産背景で作られたファッションのことです。
学生時代、Ranzukiの購読者で鎌田さんのファンだった私は、当時とても「ギャル」という文化が根強い中で、洋服を買う基準は生産背景よりも「可愛いかどうか」でした。
しかし、そんな根強いギャル文化があった中で鎌田さん1人がエシカルファッションの発信を続けられていました。
私にとってそれはとても新鮮なファッションで、すごく関心したのを覚えています。
鎌田さんはエシカル・ファッションプランナーとして講演に出演されたり、商品企画に携わったり、エシカルファッションについて知るツアー企画を実施されるなど、様々な活動をされています。
私自身、エシカルな生産や消費がいいと言いながらも、全身フェアトレードの服を身につけているわけじゃないし、お肉も食べるし、プラスティックも使うので、いろんな思想の人から見るとツッコミどころ満載です。でも、こういう方向に向かっていきたいな、こういうのが心地いいなという意思表示にも意味はあると思うので。生身の人間なので矛盾だらけですが、自分自身も考え続けながら発信していきたいと思っています。とはいえ、批判されると悲しいですが(笑)
鎌田さんはなんと現在、大学院生で博士課程にいる中、非常勤講師としてパターン・ランゲージについての授業も持っておられます。
同じ20代の女性として、考え方そして行動力にとても刺激を受けます。
鎌田さんの今後の目標についてはこのように語られています。
ファッションや食べ物の問題って、自分の毎日の生活と直結しているじゃないですか。でもあんまりそういう問題を知る機会もないから、あんまり難しくならずにみんなでフラットに考えられる場所みたいなものは作りたいなと思っています。自分一人で調べてると投げ出したくなっちゃうようなことを、みんなで考えたり、実験するラボみたいな。それ以外は、う〜ん……特に決めていないです(笑)。
鎌田さんの今後のエシカルファッションを通じた活動に注目です。
女性がロハスな人生を送るデメリット
女性がロハスな暮らしをする際のデメリットはお金がかかってしまうことです。
環境に配慮した生活、食事をするには、どうしても購入する商品も高騰します。
洋服でも、フェアトレードで輸入された商品や、素材に配慮した商品は必ず加工費や原料費が高くなってしまうため、上代もその分UPします。
食品においても、オーガニック野菜が高いのはその生産背景にこだわりがあるから。
しかし、環境の配慮を考えて車を使わない・余計なものは買わないなどの意識をすると、出費は減ります。
まずは自分ができる範囲で優先順位を考えて、日々の生活に取り入れることをおすすめします。
女性がロハスな人生を送るメリット
ロハスの本質的な考え方は、消費行動を否定するのではなく地球と家族に優しい物を選ぶということです。
女性がロハスな人生を送ることで、居心地の良いライフスタイルを実現することができます。
また、食事にも配慮することで健康にも繋がり、社会や環境への配慮を継続することで
社会的課題の解決にも貢献できます。
そういった行動を心がけることで、私たち自身の心も豊かになっていきます。
ロハスな人生・暮らしを体現して自分らしく生きよう
いかがでしたか。
近年、異常気象や地球温暖化、強烈な自然災害など人間によって環境が破壊されていることに目は背けなくなってきました。
既に海外では、レジ袋の撤廃や飲食店での割り箸の禁止など様々な工夫が見られるようになりましたが、日本ではいまだに資源の無駄遣いが多いように思います。
私たち一人一人が小さなところで環境や家族を考えた行動を取ることが必要となってきます。
ロハスな生活を取り入れて、心も豊かな暮らしを体現していきましょう!