
こんにちは。
女性の未来の働き方を創造する
永金(@sachika072)です。
あなたは5年後・10年後、どのような働き方をしていると思いますか?
この記事を見てくださっているということは、少しでも起業したいという気持ちのある方が多いのではないかと思います。
今回は20代の女性起業家に絞って、彼女たちの成功例と成功の秘訣について紹介していきたいと思います。
目次
女性起業家が年々増加傾向にある
世の中には女性の発想によるアイデア商品が溢れています。
例えば、軽さやデザイン性を打ち出したエースのスーツケース「プロテカ」や、ドライバーや妊婦、授乳中の女性に向けて開発されたアルコール0のビール「キリンフリー」などがあります。
女性ならではの感性・生活の中の発想の転換によって様々なヒット商品が生まれています。
クリエイティブの時代において女性のアイデア無しでは日本のビジネスは成り立たないとも言われており、女性の起業家が年々注目されるようになっています。
2018 年 4 月末時点の企業における女性社長の割合は 7.8% となっている。1988 年(30 年前)は 4.2%、1998 年(20 年前)は 5.5%、2008 年(10 年前)は 6.3%と、女性社長比率は緩やか な上昇傾向で推移し、2017 年(前年)比でも 0.1 ポイントと わずかに上昇した。
【引用】TDBデータ
また、年代別で見ると20代で起業した女性は21%で男性の12%よりも大幅に多いことがわかります。
これから実際に20代で起業して活躍されている女性起業家を紹介しつつ、その成功例に迫りたいと思います。
20代で活躍している女性起業家の成功例
ホテルプロデューサー 龍崎翔子さん

ホテルプロデューサーの龍崎翔子さん
龍崎さんはL&G GLOBAL BUISNESS, Inc.代表兼ホテルプロデューサーで、現在22歳にして5店舗のホテルを経営されています。
本名 :龍崎翔子(りゅうざきしょうこ)
生年月日:1996年生まれ
出身 :京都府
卒業校:京都教育大学附属京都中学校
教育大学付属高等学校
東京大学文科2類(経済学部)2020年卒業予定
所属 :L&Gグローバルビジネス
【引用】龍崎翔子- プロフや経歴
アメリカでのホテル生活が原体験
龍崎さんは半年間アメリカに両親と住んでいた経験があり、その最後の1ヶ月間でアメリカ横断をされたそうです。
毎日ホテルが楽しみだったにも関わらずその内装は殺風景で変わりがなく、飲食やアパレルのようにもっとエンタメ性の溢れるホテルがあったら面白いのにと思ったことがきっかけだそうです。
龍崎さんがホテル経営の上で意識していること
龍崎さんがホテル経営でもっとも大切にされているのは「観光地の商圏で、尖って差別化する」ということです。
「独自の立ち位置を決めて世界観を作ることができれば、宿泊者がSNSなどで自発的にPRしてくれて、それを見た方がまた泊まりに来てくれる」
まさにミレニアル世代ならではの発想。これからの目標はホテル経営を15軒にすることと、アパレルなど他の業界にも参入していきたいとのこと。22歳の若き起業家にこれからも注目です。
milieu 編集長 塩谷舞さん

mileu 編集長 塩谷 舞さん
塩谷さんは、20代で独立してオピニオンメディア『milieu』を立ち上げ、Twitterで話題になった南三陸の#buzzcamp(多くのクリエイターを集めて南三陸に赴き、現地の情報を発信したり、課題解決のためのアイデアを出し合う合宿)を主催するなど、精力的に活躍するWeb界注目のクリエイターです。
独自の切り口で発信し続ける塩谷さんに、同年代の若者ファン多数。現在は旦那さんとニューヨークと東京の2拠点生活を楽しまれています。
塩谷さんは京都市立芸術大学出身で、アートを生み出す人を支えたり広めたりするプロデュース系の勉強をされていたそうです。
今の仕事を志したのは、高3の時。友達の描いた絵の上手さに衝撃を受けたんですよ。私よりも何百倍も上手。でも同時に、大人しい彼の発信力の弱さにもどかしさを感じて。そういう才能はあるけど、発信力の弱い人をサポートできる仕事がしたいなと思い、美大を志望しました。
【引用】【アノ人の学生時代】milieu編集長・塩谷舞さんインタビュー
入社したCINRAでブログの才能を発揮
2012年にCINRA入社し、WEBディレクター、PRなどを経験されたそうです。
会社員時代に書いていた個人のブログ記事の1つがバズり、一晩で7万PVを叩き出す。その後3年ほど働き、フリーランスとして「milieu」を立ち上げられたそうです。
ネットで自分の気持ちや考えを広めることができるやりがい
インターネットで自分の顔を出して発信していると、記事とは別のところで誹謗中傷をする人は出てきます。
しかし、“このライターだから読もう”と、コンテンツ側から入ってくる人が増えると、私が書いた記事であると示すことや、ライターとして覚えてもらうのはすごく大事なことであり、顔もその1つの手段、と捉えて活動しているという塩谷さん。
今後も塩谷さん独自の視点で書かれる記事、活動に注目です。
塩谷さんが編集長を務めるmilieuはこちら
ファッションデザイナー ハヤカワ五味さん

ファッションデザイナー ハヤカワ五味さん
ハヤカワ五味さんは、胸が小さい女性向けのブラジャーを提案する「feast by GOMI HAYAKAWA」を立ち上げたファッションデザイナーです。
ワイヤーやパッドなどで胸の形や大きさを無理に矯正するのではなく、シュシュのように胸元を可愛く飾る。
そんな突飛したアイデアと色味やデザインのかわいらしさで、10代〜20代の若い女性の間で瞬く間に話題となりました。
稲勝栞(ハヤカワ五味)/1995年生まれ。多摩美術大学在学中にバストが小さい人向けのランジェリーブランド「feast」を立ち上げ、2015年に 課題解決型アパレルブランド 株式会社ウツワを起業。創業1年で年商3,000万円を突破し、2018年にはラフォーレ原宿に常設型店舗「LAVI SHOP」の出店も果たす。SNSやブログでは若い女性を中心に多くのファンを抱える。【引用】22歳女性起業家「ハヤカワ五味」が語る、起業家に必要な素養
小ロットだからこそできることをしたい
大企業のアパレルでは、マスに受けることが大前提。「標準体型」に合わせて大ロットで生産をするため、標準体型から外れた女性たちは無理やり合わない下着をつけていました。
ハヤカワさんはそこに焦点を当て、「胸が小さい女性」や「身体にコンプレックスを持っている女性」に向けて商品開発を進め、初回予約で販売した下着450セットが1日で完売したそうです。
「大企業にはできないこと」をしたことで、大企業が見逃していたお客様の心をしっかり掴む事ができたのです。
1人でも多くの女性を幸せにしたい
feastのブランドコンセプトは「自分のコンプレックス」。小学生の頃いじめを受け、自分は人と違うということを思い知らされたハヤカワさん。
これからも1人でも多くのコンプレックスを抱える女性を幸せにしたいと邁進されています。
feastの公式HPはこちら
ブロガー・作家 はあちゅうさん

作家・ブロガーのはあちゅうさん
今では誰もが知る作家・ブロガーとして活躍されているはあちゅうさん。
大学在籍中に始めたブログが人気を博し、卒業旅行はスポンサーを募りタダで世界一周を果たしたそうです。
SNSなどが今のように発展していなかった時代から自己発信を積極的にされ、現在はフリーで執筆活動や講演活動、はあちゅうサロンなどを立ち上げて注目されています。
ブロガー・作家。慶應義塾大学法学部政治学科卒。
在学中にブログを使って、「クリスマスまでに彼氏をつくる」「世界一周をタダでする」などのプロジェクトを行い、女子大生カリスマブロガーと呼ばれる傍ら、レストラン、手帳、イベントをプロデュースするなど、幅広く活動。
2009 年電通入社後、中部支社勤務を経て、クリエーティブ局コピーライターに。
2011年12月に転職し、トレンダーズで美容サービス、動画サービスに関わる。
2014年9月からフリーで活動中
【引用】ブロガー・作家はあちゅう-創業手帳
仕事とは「世界を自分の住みやすい世界に変えるためのもの」
大学時代から様々なところで執筆活動をされているはあちゅうさん。その根底には「なりたい自分になるためにはどうしたらいいか」という思いが込められています。
「自分にとっての幸せとは何なのか?」そんな問いかけを同世代の人に伝え、
一歩を踏み出せていない人たちの助けになりたいという思いがたくさんのファンを魅了しています。
メディアを超えてチャレンジしていきたい
電子書籍が普遍化した現代。
はあちゅうさんはネットと紙の両方で表現を続けていく独自の路線の作家を目指したいとのこと。
はあちゅうさん独自の企画力で誕生する面白いコンテンツに注目です。
石山アンジュさん
私が今、働く女性の一人として注目している一人の石山さん。
内閣官房シェアリングエコノミー伝道師、シェアリングエコノミー協会 渉外部長としてパラレルキャリアを構築されています。
内閣官房シェアリングエコノミー伝道師
総務省地域情報化アドバイザー
厚生労働省「シェアリングエコノミーが雇用・労働に与えるインパクト研究会」構成委員
総務省検討会構成委員
一般社団法人Public Meets Innovation 代表理事 など1989年生まれ。国際基督教大学(ICU)卒。
在学中にNHK番組補佐を経験後、新卒で株式会社リクルート入社後。
HR領域で3年半従事した後、株式会社クラウドワークス経営企画、広報、政策渉外担当を経て現職。
ミスユニバースジャパン2010セミファイナリスト、2012横浜ファイナリスト。
2008年-2009年 日本テレビ イベントコンパニオン。【引用】Qreators
「シェアで世界平和」を理念に、パブリックセクター(官僚・政治家・弁護士・政策関係者など)とイノベーター(スタートアップやベンチャー経営者、テクノロジー技術者など)がカジュアルに交流・相談・議論・コラボレーションが生まれるコミュニティの構築を生み出す為に社団法人PMIを立ち上げられるなど、
その活動はどんどん幅広くなっています。
今月2019年2月には「シェアライフ-新しい社会の新しい生き方」と言う本も出版されました。
《拡散希望》お待たせしました..!!
2.26 出版します。『シェアライフ-新しい社会の新しい生き方』
時代の節目に「本当の幸せとは何かー?」を再定義するときがきているー。
「シェア」こそ誰にとっても欠かせないキーワードになると確信しています。 https://t.co/SGeCuthT08 #シェアライフ pic.twitter.com/mNfDml8CKo— 石山アンジュ@2.26「シェアライフ」発売 (@Anjurian) 2019年2月15日
ミレニアル世代がパブリックセクターとの関わりを持つことは、今後日本社会をより元気にしていく為にはとても必要なことだと思います。
私も彼女の活動にとても感化されています。
女性起業家が成功する秘訣とは
さて、ここまで日本で活躍されている20代女性起業家を取り上げてきました。
彼女たちの成功に共通する共通点にお気付きでしょうか。
もうお分かりの方もいらっしゃるかも知れませんが、私なりにまとめた成功の秘訣を1つずつ見ていきましょう。
小さく始めること
小さく始めることについて、女性起業家の特徴として男性起業家と比べて堅実であると言われています。
例えば男性起業家が創業時に立派なオフィスを借り、資金調達をしがちであるのに対し、女性起業家はシェアオフィスから事業を始め、事業の基盤をある程度作ってから融資を受けるといった特徴があります。
これまで紹介した20代女性起業家の皆さんも、最初は学生の時代に勉強と並行しながら下積みをされていますし、1つの事業に特化せず色々なコンテンツと掛け合わせてビジネスを起こしています。
いずれも無理をせず過剰にリスクを取らず、現実的なところから事業を始めているのが特徴と言えます。
起業する動機を持つ
あなたが起業したいと思う動機は何でしょうか?
- 好きなこと・得意なことを仕事にしたい
- 家事・育児の合間にお金を稼ぎたい
- 大きく事業を展開して成功したい
など...動機はさまざまだと思いますが、女性起業家といっても立場は男性起業家と変わりません。
困難な局面に遭遇したとき、その障害を乗り越えられるか否かは、どれだけ強い気持ちをもって起業したかによります。
「何となく起業したかった」といった軽い気持ちで起業に取り組んだ人はこの段階で簡単に挫折してしまう可能性が高いので、注意したいところです。
ヒーローのような性格を持っている
幼い頃、好きだったヒーローキャラクターはいませんでしたか?
まさにそのキャラクターを思い出して欲しいのですが、ヒーローの性格は起業家に適しているのです。
- 粘り強く、決して諦めない
- 自分の弱みもさらけ出す
- 目標が明確
- 他人を助ける
- チームのために頑張る
こういったヒーロータイプの素質を持っている人は起業家として成功することができますし、周りの人たちにも恵まれるでしょう。
女性が起業する際の課題
女性起業家が増えている中、課題も浮き上がっています。ここで参考として知っておきましょう。
ビジネスの専門知識・経験の不足
女性が起業する際の課題は、男性と比べて「事業に必要な専門知識・ノウハウ不足」の割合が高い点です。
就業経験の短さ、経営や事業に関する知識や経験を得る機会が少ないことや、これらの知識・ノウハウを与えてくれる助言者に出会う機会も乏しいことが要因であると言われています。
資金調達とライフイベントの考慮
「開業資金の調達」という課題は男性においては最も多く回答されている課題ですが、女性においては最多となっていません。
これは男性起業家と比べると女性起業家は、比較的小規模であり、自己資金のみで起業する割合が高い傾向にある為と考えられます。
さらに、「家事・育児・介護との両立」という課題については、男性と比べると約4倍の開きがあり、女性が起業する際に留意しなければならない課題の一つといえます。
知っておくべき女性起業家向けの補助金・助成金
一般の会社員の方や主婦・パートの方でも起業したいという野望を抱かれている人は多いです。
そんな女性に知って欲しいのが助成金・補助金などの制度です。
これらの制度をうまく使って、新しいチャレンジの場を広げていきましょう!
補助金・助成金とは
直接的・間接的に公益上必要があると政府が判断した場合、民間もしくは政府に対して交付する金銭的な給付金のことです。融資とは違い、補助金・助成金は原則的に返済不要なことが特徴です。もし、効率的に補助金・助成金を活用できたなら、原則的には返済が不要な資金を事業に活用できるということになります。この点が補助金・助成金を活用する最大のメリットであり、スゴイ起業術ともいえます。【引用】創業手帳
地方自治体の助成事業
各地方自治体が地域活性化を目的として助成金のプロジェクトを設置しています。
【東京都】若手・女性リーダー応援プログラム助成事業
都内商店街で女性又は若手男性が新規開業をするに当たり、店舗の新装又は改装及び設備導入等に要する経費の一部を助成することにより、商店街における開業者の育成及び支援を行い、都内商店街の活性化を図ります。
他にも様々な助成金・補助金制度があり、申請期間もある為どのような制度があるかについて逐一情報収集をしておくことをお勧めします。
情報収集源としてはミラサポやJ-net21などがおすすめです。
起業家支援制度を駆使してどんどんチャレンジしよう
いかがでしたでしょうか。
若くして起業し、成功されている人々の共通点は誰かの為に情熱を持って行動していることです。
テクノロジーや国のサポートを駆使すれば、1人で簡単に何かを立ち上げることができる時代です。
好きなこと・やってみたかったことがある人はどうやったら実現できるか?真剣に考えて見ましょう。
そうすれば新しい道が開かれるかもしれません。
さらに、好きなことに夢中になるコツ・自由な働き方の実現方法を1週間に渡ってあなたにお送りします。
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あなたの挑戦をお待ちしています。