
こんにちは。
女性の未来の働き方を創造する
永金です。
突然ですがあなたは、人に嫉妬を覚えたことがありますか?
- 同期の出世
- 友人の結婚
- SNSで充実した生活をUPしている友人
などなど、皆さんが関わるコミュニティで様々な出来事に遭遇し、時には嫉妬してしまうことがあると思います。
嫉妬と聞くととても悪いイメージがありますが、実は考え方次第で嫉妬を武器に自分を成長させることができるのです。
今日は無意識に人と自分を比べてしまって悶々としているあなたに、嫉妬を自分をプラスに変えるエネルギーにするための方法をご紹介していきます。
目次
嫉妬とは?
嫉妬とは、具体的には他人の自分より優れていることを羨むことです。
最近の若者の間ではSNSの友人や知り合いの「いいね」の数に嫉妬を覚えてなかなか発信ができなくなってしまう人が増えています。
自分にはできないと、ネガティブな感情に陥ってしまう状態のことも嫉妬と言えます。
一つの感情であり、主として何かを失うこと、または個人がとても価値をおくもの(特に人間関係の領域)を失うことを予期することからくる懸念、怖れ、不安というネガティブな思考や感情に関連した言葉である。嫉妬は、たとえば怒り、恨み、自分とは釣り合わないという感覚、どうにもできないという無力感、嫌悪感といったさまざまな感情との複合から成る場合が多い。嫉妬(jealousy)と羨望(envy)という2つの言葉は、一般的には同じような意味を持つ言葉のように扱われているが、その元来の意味は異なっており、現在では嫉妬という言葉は、従来において羨望という言葉にのみ用いられていた意味をも帯びるようになっている。嫉妬は、典型的には人間関係における経験である。嫉妬は生後5か月の乳児にも観察されている。嫉妬はあらゆる文化にみられると主張するものがいる一方で嫉妬は文化依存的な現象だと主張するものもいる。【引用】嫉妬 - Wikipedia
嫉妬のレベルも人によって様々です。
嫉妬深いほど厄介なものはないと言われるように、嫉妬深い人は時に職場の人に多大な迷惑をかけることもあります。
特に女性は感情だけで動いてしまいがちなので衝動的に人にぶつかったり、自分を責めてしまうこともあるようです。
嫉妬しない方法を探す必要はない
上記にも書いたように、嫉妬というイメージはあまり良いものではありませんよね。
恋愛においてもどちらかが嫉妬を抱くことですれ違いが発生することも少なくありません。
しかし、嫉妬を抱くことは仕方がないことなのです。人間関係がある限り、嫉妬はつきもの。
なので、無理に嫉妬を無くそうと努力する必要はありません。
無くそうとするのではなく、嫉妬をエネルギーに変えていきましょう。
良い嫉妬心は最強の武器になる
嫉妬は自分に刺激を与えるエネルギー源
嫉妬の中にも良い嫉妬と悪い嫉妬があります。
まず、悪い嫉妬とは人を妬んだり自分を責めたりすることです。
例えば会社の同期が先に出世をしたとします。
その知らせを受けてあなたはきっとモヤモヤするでしょう。
なぜ自分よりもその人が選ばれたのかと。
自分だけ勝手にマイナスの心理になってしまっていても、相手は出世を決めてどんどん進んでいる状態。これが悪い嫉妬です。
大事なのは嫉妬をエネルギーにしてしまうことです。
嫉妬によって湧き出てくる怒りや憤りを、全て自分のガソリンにしてしまうのです。
私は受験生の頃、優秀な友達の成績と自分の成績を比較してすごく嫉妬していました。
途中から嫉妬するだけ無駄だと気付き、彼女がどうやってそんな成績を叩き出したのかを聞いてみたり、その悔しさをバネにして放課後「遊びたい」と思う気持ちを抑えて勉強したりなど、自分を追い込むエネルギー源として嫉妬を活用していました。
南海キャンディーズの山里亮太さんは、自身を「嫉妬マン」と呼んでいます。
山里さんは嫉妬を上手く自分を上げていく方向に持っていく才能に長けていますね。
嫉妬を尊敬に変える
嫉妬を尊敬に変えることも、嫉妬と上手く付き合っていくポイントです。
そもそも嫉妬をするということは、あなたがその域に達したいと願っているからです。
しかし残念ながら、嫉妬をして相手を悪く言ってしまったり距離を置いてしまっては、どんどん理想の自分からも離れていってしまいます。
せっかく自分より優秀な人が身近にいるのに、距離をとってしまうのはもったいない。
嫉妬を抱いてしまうような相手には尊敬の意を表しましょう。
そうして相手の良いところをどんどん真似していきましょう。
嫉妬マネジメントの方法を自分なりに構築しよう
これまで書いてきた中で、嫉妬とどう付き合っていくべきかが分かったと思います。
このような負のエネルギーを自分で上手くコントロールすることを嫉妬マネジメントと呼びます。
いわゆるダースベーダーのようなキャラクターにならないように、自分で自分を制御する非常に大切な力です。
特に20代前半の若い頃は、自分の生きるべき道がどこにあるのかという不安で迷走したり、覚悟を決めてレールの外れた道を歩む時の恐怖にも苛まれるでしょう。
私もですが、嫉妬や恐怖に敏感になりがちな年代でもあります。
特に私が最近の若者に感じるのは、SNSを介しての「実態が伴わない嫉妬」です。
インフルエンサーや芸能人のキラキラしたプライベート写真やブログを見て、その人たちを妬み、釘を刺すような言葉を吐いてしまったりしているのが目立っていると思います。
Twitterの「クソリプ」も嫉妬による反動だと思うのです。
SNSで輝いている人たちも、実は裏で弛まぬ努力をしています。その事実を知らずに嫉妬を抱いていても、あなたに何のメリットもありません。
嫉妬をしっかりマネジメントして、自分をプラスにできるように嫉妬をどんどん活用していきましょう。
嫉妬を受けないスキルも身につけよう
先ほどのインフルエンサーの話にも直結しますが、嫉妬を受ける側になってしまった時の対処法も重要です。
つい嫉妬をしてしまう側の視点で考えがちですが、実は嫉妬された場合も自分と向き合う必要性があるのです。
見せびらかさない
自分の成功や結果を人に見せびらかすことは良くありません。
よく、お金持ちや成功者は、自分の栄光や成果をひけらかさない・自慢しない特徴があると言われています。
それはなぜかというと、周囲からの無用なトラブルや非難を避けるためです。
自分が自慢ばかり繰り広げて相手に嫉妬を買ってもらっても何の意味も見出しませんし、お互いにとってハッピーではありません。
なるべく自分の自慢話はさらけ出さないようにしましょう。
嫉妬を武器に成長しよう
いかがでしたでしょうか。
私自身、21歳の時にアメリカに1年の留学した時は不安と恐怖で押しつぶされそうでした。
英語を喋るのもままならず、アメリカの文化の違いに慣れるのも苦労しました。
しかし「ダースベイダー」になることは絶対に嫌だったので、毎日積極的に外国人と交流を深めたり、プレゼンテーションを毎日必須で課されるビジネスクラスに参加したりと、毎日冷や汗をかくような環境に身を置きました。
そうやって嫉妬や恐怖に立ち向かえたことで英語にも抵抗が無くなりましたし、何より外国の友人がたくさんできました。
そして今、私は新たなやりたいことに向かって全力で邁進している最中です。
途中、孤独と戦っていくなかで周りの目が気になったり、他人の進化を気にすることもあります。
しかし1つ1つのハードルを確実に乗り越えていくことが大切だと思っています。
あなたも嫉妬マネジメントで嫉妬をプラスにするエネルギーとして活用し、自分を成長させる最強の武器にしていきましょう!