突然ですがあなたは、自分の強みをプレゼンすることはできますか?

「自分には尖った強みがない。」
「自分に何ができるのかわからない。」

と悩んでいる人が多いのですが、ネットで「長所 見つけ方」と検索すると

「面接で落ちない」
「面接で評価される」

など就活生向けのテンプレートのような長所の例が並ぶ記事ばかりでした。

テンプレートにはまるような長所を言えたとして、会社からは内定をもらえるかもしれませんが、自分の本当の強みを知ることができたとは言えません。

実際、新入社員の3人に1人は3年以内に離職しています。
この原因のほとんどが入社前と入社後のイメージのギャップだと言います。

これは会社側だけでなく、素の自分をさらけ出さなかったこちら側にも原因はあると思います。

そこで今回は、面接や就活のことは考慮に入れずあなたが確信を持って言える本当の長所を見つけ、自信を獲得するための解決策について書いていきます!

自分の短所は他人の長所になる

まずはじめに、長所を探したいのに短所ばかりがリスト化できてしまう。。

という方はその短所を思いつく限り書き出してしまいましょう。そしてそれらの短所を全て逆に書き変えてみてください。

例えば「集中力が続かない」という短所がある人は逆に考えてみると

「1つのことに熱中することができる」または「好奇心旺盛で、深く追求しようとする」などと言い換えることができます。

ちなみに私は自分の短所を以下のように言い直すことができました。

  • 人見知りである
  • →人見知りであるがゆえに「もっとよくなりたい」と向上心に溢れている

  • あまり深く考えず行動してしまう
  • →状況に合わせてフットワーク軽く行動できる

  • もの忘れが激しい
  • →1つのことに集中できる

  • こだわりが強く、曲げない時がある
  • →自分の意志を持っている

短所も本当はあなたが短所であると思い込んでしまっているだけなのです。

あなたが短所として抱えていたことも、他人から見ると長所に見られることもたくさんあります。

自分捉え方を変えて、短所を長所に変えてしまいましょう。

自分の強みを見つける簡単な解決策5つ

では実際に、自分の強み(長所)を発見する為の解決策はどんな方法があるでしょうか。

次からは、今すぐに出来る解決策を5つ紹介します。長所を見つける為に参考にしましょう!

とにかく自分についてアウトプットしてみよう

自分について外に発信していくことは、自分の長所を見つけ出すのに非常に役立ちます。

友人や家族、職場の仲間などにどんどん自分について話す機会を作ってみましょう。

すると第3者からの思いがけない意見をゲットすることができます。

例えば私は、自分のコミュニケーション力に全く自信がありませんでした。

それは、あまりにも周りの目を気にして自分の意見を言うことができず、言葉のキャッチボールを自ら絶っていたからだと思います。

しかし、あるとき友人から「よく人の気持ちを汲み取ってくれるよね」と言われたのです。

確かに振り返ってみると周りの目を気にする分、相手の気持ちや悩みを無意識に読み取ろうとしていたと思います。

第3者からの何気ない自分への評価は貴重な意見です。

ぜひ自分についてアウトプットできる機会を設けて、自分の特徴をどんどん見出していきましょう。

好きなことを徹底的に書き出そう

趣味や娯楽・仕事など、日々の生活の中で自分が好きなことを書き出してみるのも自分の長所を見つけるのに役立ちます。

例えば手芸やアクセサリー作り、カメラワークや絵を描くことが好きな人は、細かい作業が得意クリエイティビティに長けていると言えます。

ジムや運動を毎週欠かさず行っている人であれば、行動力がある継続力があるなどの強みがあると言えます。

「ただの趣味だから強みと言えるものじゃない」と片付けてしまう人がいますが、

せっかく自分の時間とお金を投資して行っていることに対して何も価値を付けないのはもったいないです。

自分も好きなこと、定期的に続けていることがある人はどんどん活動を周囲に発信して、自分の確固たる長所にしていきましょう!

ストレングスファインダーを活用してみよう

ストレングスファインダーとは、さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0 という本で話題になった自分の強みを見つけるためのサービスです。

このサービスを受けるには、この本を購入してアクセスコードを入手するか、ウェブサイトでアクセスコードを購入するかの2つの選択肢があります。

ウェブサイト上で約177問の質問に答えて自分の強みを導き出すというものです。

ストレングスファインダー®は、アメリカの世論調査と組織コンサルティングのギャラップ社が「人は自分の弱みを改善するよりも、自分の強みに意識を向けそれを活かすことで最大の能力を発揮する」という考え方に基づき開発したツールです。Webサイト上で177個の質問に答えていくことで、自分の強みを知ることができます。

開発にあたってギャラップ社では、強みの源泉となる才能をみつけていくために、人がもつ様々な能力をあらゆる角度から抽出して分類し、最終的には34種類の才能分野=資質を特定しました。ストレングスファインダーの診断結果で画面に現れるのは、その34種類の中で、あなたに最も強く表れている5つの資質です。

ただし、この上位5つの資質は、あなた「傾向性=自分に固有の思考や行動の反応パターン」であって、「強み」そのものではありません。自分にとって自然で当たり前の傾向性を、日々の仕事や人間関係の中で、意識して効果的生産的に使うことで初めて、誰にも真似できない素晴らしい「強み」になります。

つまり、ストレングスファインダーは、自分の強みの源泉となる才能を、鏡のように客観的に「見える化」してくれるツールであると言えます。【引用】ストレングスファインダー®とは

なんと177問の質問に答えなければならないため、所要時間は30〜40分かかります。

凝縮された質問に回答することで、自分では気付きにくかった部分を暴き出してくれます。

ストレスファインダーは、「自分がやりたいことを」を「どのようにやるか」を知るためのツールになることが目的だそうです。

同じ料理人でも、和食専門であったりフレンチ専門であったり、料理人によって提供する料理は違いますよね。

ストレングスファインダーで自分の強みを知ることによって、自分がどんな手段で目標に到達できるかを導き出してみましょう。

過去の印象的な経験を振り返ってみよう

あなたにとって、人生でとても印象的なエピソードはありませんか?

  • 小さい頃表彰された経験がある
  • 何かに時間を忘れて没頭したことがある
  • 親や先生に褒められたことがある

など、思いつく限り自分にとって嬉しかったこと忘れられないシチュエーションを思い出してみてください。

それらをまとめてみると、自分がどんなことに感動するのか、興味を持っているのかを客観的に見ることが出来ます。

自分が頻繁に繰り返す事や、思考、言動はあなたにとって強みになります。

書き出してみて、自分の発揮できてない強みをうまく活用していきましょう!

長所も短所もあなたの財産である

人間、短所も長所も無いという人は存在しません。

俳優の水谷豊さんが「短所は無くさなくていい。ちょっと下げておくだけでいい」という名言を残されています。

短所はあなたにとってチャームポイントで、素敵な財産になります。

「私、人見知りなんかしません」と言う人の方が、周囲に壁を作ってしまいがちです。

長所もあれば短所もあって当然です。短所だけに支配されず、短所とどう上手く付き合っていくかという術を身に付けましょう。

マイナス思考はメリットだらけ

冒頭で書いた、

「自分には尖った強みがない。」
「自分に何ができるのかわからない。」

というマイナスな思考。

実はマイナス思考にはメリットがたくさん潜んでいます。

例えば、マイナス思考の人には危機管理能力が高いと言う特徴があります。

誰よりも早い段階で問題点を見つけ出すことができ、解決策や改善策を練ることができるのです。

さらに、マイナス思考な人は反省することを無意識にしているので、

  • あの時どうして上手くいかなかったのだろう?
  • どうすれば改善できるのだろう?

と、反省点から成長するための学びを得ることができます。

短所も、マイナス思考もあなたの捉え方次第で自分を成長させるための武器になります。

私も昔は他人と比較したり、周囲に良く見られたいがために一生懸命自分を取り繕っていました。

しかし、本当に大事なのは短所も上手く人にさらけ出すということでした。

短所と上手く付き合い、自分を成長させる糧にしていきましょう!

おすすめの記事