こんにちは。

女性の未来の働き方を創造する

永金(@sachika072)です。

突然ですが、あなたは「今の仕事はいつまでに辞める」と考えながら働いてますか?

1983年〜1995年生まれの「ミレニアル世代」と呼ばれる人たちの43%が「2年以内に仕事を辞める」と回答しています。

私も1994年生まれのギリギリのミレニアル世代ですが、新卒で入った会社は2年で退職しました。

アメリカの統計によると、2025年までには働く人の4人のうち3人はミレニアル世代になると言われています。

そんな私たちミレニアル世代は、自分の将来をどのように考え、日本企業や社会をどのように捉えているのでしょうか?

私たちが進む未来の働き方について、今日は書いていきたいと思います。

ミレニアル世代とは?

ミレニアル世代とは、インターネットが発達した時代に生まれた世代のことを世界的に「ミレニアル世代」と呼びます。

ちなみにこの後(1995年〜1999年)に生まれた人たちをZ世代と呼びます。

親世代とは異なり、ファストフードやファストファッションに慣れ親しみ、スマートフォンの台頭によってSNSが発達したことで「仲間とのつながり」を大切にする傾向があると言われています。

ミレニアル世代(millennial generation)とは、平成初期(1989年~1995年)に生まれた世代のこと。 団塊ジュニア世代の子供と重なる。 インターネット環境が整ったころに育った最初の世代で、パソコンよりスマホやタブレットを駆使する。 小学生の頃に家族旅行の経験が多く、旅行にはアグレッシブ。【引用】JTB総合研究所

日本のミレニアル世代の特徴3つ

「オンライン」の活用を好む

インターネット環境に恵まれた環境で育ったミレニアル世代は、なんでもオンラインで済ませてしまう傾向があります。

例えばSNSで欲しい情報を瞬時に集めECサイトでショッピングを完了させたり、友人とのコミュニケーションもオフラインよりも電話、電話よりもメール、メールよりもチャットというかたちでどんどん簡略化されました。

最近ではUber eatsの登場もあってか、アプリを介して食べ物を注文して家や職場で食事を完結させることも多くなりました。

ウーバーイーツは、2016年9月29日に日本国内のサービスを開始したフードデリバリーサービスです。 ウーバーイーツに登録しているレストランの料理をスマホのアプリから簡単に注文することができます。 料理を配達するのはウーバーイーツの従業員ではなく、「配達パートナー」と呼ばれる一般人です。【引用】Gojo

 

テレビよりもNetflix

親世代はテレビ世代と呼ばれるほどテレビが発展し、ドラマやバラエティなど様々な番組が誕生して盛り上がりました。

私たちミレニアル世代はその時代が終わり、ネットフリックスなどの定額で見放題、好きな時間に映画や番組を見るスタイルへとシフトしてきました。

ネットフリックスはテレビ画面で見るだけでなく、パソコンやスマホでも視聴可能なので、忙しいミレニアル世代に人気を博しています。

最近ではhuluやアマゾンプライムでも定額でビデオや限定番組を視聴できるサービスがあるので、今後の動画配信サービスの競争が注目されています。

個々人が発信力を持つインフルエンサーである

先ほども記述しましたが、ミレニアル世代はSNSが発達し、自分を発信できるサービスに恵まれた環境で育ってきました。

いつでもどこでもスマホさえあれば自分を発信することができ、逆に周囲の人たちの生活を把握することが可能です。

芸能人のSNS利用も目立ち、ファンと交流する距離が縮まっていきました。

さらに特徴的なのは、ミレニアル世代は個人の口コミや評価を1番参考にするということです。

よって、発信力のある人は同年代の若者から多大な支持を受け、インフルエンサーを本業として生計を立てる人や有名人になることも普遍的になりました。

ミレニアル世代の働き方への価値観

さて、ここからはミレニアル世代の働き方に対する価値観について、親世代の価値観との違いを比較しながら見ていきたいと思います。

就職先に求めることは「給料」だけではない

親世代の働き方は「終身雇用」という考え方が主流で、定年まで同じ会社で働き続けるという「会社への忠誠心」が強い働き方が一般的でした。

しかしミレニアル世代になると、会社への忠誠心は非常に薄く、会社をやめることに抵抗がありません。

親世代が「終身雇用」で働けたのは、会社に長く働けば給料が増えていくことがわかっていたからです。

しかし給料がなかなか上がらない現代、ミレニアル世代は会社選びで何を優先的に見ているかというと「柔軟性」です。

「時間と場所に融通が効く」「リモートワークが可能」「副業OK」など、1つの会社に縛られない働き方を希望している人が多いようです。

働き方は人並みで。苦労はしたくない

ブラック企業がニュースで話題になった時期がありますが、そのような経験を見てきたミレニアル世代だからこそ、仕事で自分を削るようなことはしたくないと考える人が多いです。

ミレニアル世代が働く目的として多かったのは、「楽しく生活する」という回答でした。

仕事で自分を成長させたい・自分の能力を尖らせたいというよりは、プライベートを豊かにする手段として人並みに仕事をしたいと考える人が多いようです。

仕事or結婚よりも「自己実現」を大切にする

1970年代では、30歳の時点で約80%の女性が結婚・出産を経験していましたが、現代では30歳の時点でなんと40%の人しか結婚をしていません。

これは、女性の社会進出が影響しています。

専業主婦の割合が激減したとともに、女性の社会的階級がUPしたことが既婚者の割合を変えていったと言えます。

女性の価値観が結婚よりも「自己実現」を優先することで、結婚に対する優先度が低くなっているのです。

「副業」に対する関心が高い

約5割の親世代がいろんな仕事をして見たいと回答した事に対して、約6割のミレニアル世代が「いろんな仕事を経験して見たい」と答えています。

副業に関心がある理由として、「視野を広がるため」「1つの会社だけだと固定概念にとらわれるから」などといった回答が見られました。

そのほかにも複数の仕事・活動を掛け持ちする『スラッシュキャリア』に対してなんと約7割のミレニアル世代が関心を持っているようです。

そこで今回は、「スラッシュキャリア」という働き方についてお話していきます。

スラッシュキャリアとは?

スラッシュキャリアとは、複数の仕事やキャリアを掛け持ちする働き方のことを言います。

SNSのプロフィール部分などで、自分のキャリアをスラッシュ「/」で表現することから「スラッシュキャリア」と呼ばれています。

スラッシュキャリアの意味は、1つの分野やスキルでキャリア形成するのではなく、複数のスキルや経歴、肩書きを組み合わせてキャリア形成することです。名刺やSNSのプロフィールに記載するときに、複数の肩書きをスラッシュ(/)で繋ぎ合わせて表現することからスラッシュキャリアと名付けられました。ちなみに、スラッシュキャリアを実践している人を「スラッシャー」といいます。【引用】スラッシュキャリアは自分の市場価値を高めるチャンス

ミレニアル世代の皆さんは、自分に複数の肩書きを持った「スラッシャー」になる事に関心を抱いている人が多いという事ですね。

なぜミレニアル世代はスラッシュキャリア志向なのか?

なぜミレニアル世代の人たちはスラッシュキャリア志向なのでしょうか?

それは、ミレニアル世代の収入への不安にあるようです。例えば、私たちミレニアル世代の10年後の予想年収は平均430万円と言われています。

生産年齢人口の減少も嘆かれている世の中で自分の収入を本業のみで増やしていけるかという事に対して不安を抱くミレニアル世代が増えるのも自然の流れです。

さらにスラッシュキャリアというワードが「副業」よりも好印象というポイントもあります。

副業と言われると「お小遣い稼ぎ」や「隙間時間にやっている」などの悪いイメージがあります。

しかし「スラッシュキャリア」と言われると「自分の成長のため」「空いた時間も自己実現のために活動している」と言うような名刺に書ける働き方が出来るため、ミレニアル世代から注目を浴びていると言えます。

スラッシュキャリアになるための方法とは?

では、具体的にどうすればスラッシャーになれるのでしょうか?

スラッシュキャリアになるために今からできる方法を本章では見ていきます。

自分の好きな事・やりたいことをビジネスとしてどう成り立たせるか考える

まずは、スラッシュキャリアという概念を外して隙間時間や週末に何をやりたいか、または既に趣味おお持ちの方はそれを思い浮かべてみてください。

それらをスラッシュキャリアとしてどう成り立たせていくかを考えていけば良いのです。

例えば私はこのAtlasの記事を書いている「ライター」という肩書きを名乗ることができます。

ライターには特に資格などがないので、誰でも簡単に始めることができます。

自分が無意識に取り組んでいることや出来ることが、実は周りの人にとっては凄いことだったりします。

まずは自分の好きなこと・やりたいことをリストアップして、それらを市場に提供できないかを考えることから初めていきましょう。

クラウドソーシングを活用してインプット・アウトプットをしよう

自分の好きな事、やりたいことをリストアップできたら、次はそれをどこで提供していくかを考えます。

最近ではクラウドソーシングの発達により、自分の時間や価値を簡単に人に提供することが出来るようになりました。

それらを活用して自分のスキルを提供する場としてセミナーや勉強会を開催するなどして、どんどん活用していきましょう。

また、自分のスキルや技術をより尖らせていくために、クラウドソーシングを学びの場として活用することもおすすめです。

クラウドソーシングの活用方法やどんなサイトがあるのかを詳しく書いた記事はこちら↓

SNSで自分を発信する力をつけよう

自己発信ができる場所を活用しないのは勿体無いです。

自分がスラッシャーであることをしっかりSNSでアピールしていきましょう。

TwitterやInstagramで自分の活動をそこで投稿していくことで、個人や企業から仕事のオファーがくる可能性も大いにあります。

あなたの周りのミレニアル世代からも注目されることで、あなたのSNSアカウントがあなたの名刺代わりになります。

スラッシュキャリアでミレニアル世代の働き方を改革しよう

ミレニアル世代はファストファッションが台頭した時代に生きていることで、パリコレに出てくるようなおしゃれな最先端のトレンドデザインの洋服を安価に買うことが出来る事が普通の世の中で生きてきました。

一着のジャケットを20万円で買っていたような親世代の人たちよりも圧倒的に安価に、気軽にファッションを楽しめているのです。

「誇れる仕事」もファッションのひとつ。

 

好きな事には情熱を持って注力できるように、自分の働き方にも個性や彩りを持ちましょう。

今、自分の仕事に悶々としている人は特に、本業をしながら新しいことに挑戦していきましょう。

そうすることで徐々に自分の可能性に気づくことができたり、自分の新たな才能や好きなことに気付くかもしれないのです。

それがスラッシャーという働き方のスタートです。

スラッシャーになると、1つの仕事で悩んでいても、他の活動でリフレッシュできるかもしれませんし、スラッシャーとして得た知識と経験が本業に活かせることもできます。

私はスラッシュキャリアで働き方にも、精神的にもイキイキとした輝く女性がもっと日本から増えていって欲しいと思っています。

スラッシュはあなたの行動次第でいくつでも増やしていくことが可能です。あなた自身がワクワク出来る、オリジナルのスラッシャーになりましょう!

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