
こんにちは。
未来の働き方を創造する
永金(@sachika072)です。
突然ですがあなたは、今の夢や目標に対して「根底にある本質」を見据えて目標への道を描けていますか?
ファッションブランドを立ち上げたい、インターネットで場所にも時間にも捉われずに稼ぎたいなど、色んな願望を耳にしますが、そもそも何のためのビジネスなのかが明確でない場合が多いと感じます。
これからの令和時代では、自分たちの利益のためだけにモノ・サービスをつくるビジネスは終わりを迎え、社会に対してどのような価値を創造できるのかが求められるソーシャルビジネスの時代に突入します。
しかし、ソーシャルビジネスの話をすると、意識高い系が儲かりもしないのに頑張っているなど、マイナスのイメージを持つ人が多いです。
実際にソーシャルビジネスは持続可能性の光が見えないビジネスなのでしょうか。
今日はソーシャルビジネスについて、日本の事例をご紹介していきます。
目次
ソーシャルビジネスとは?
ソーシャルビジネスとは、社会問題の解決を目的としたビジネスのことを指します。
高齢者や障害者の支援、貧困の削減、環境保全、地方活性化といった社会が抱える課題の解決をビジネスの手法で目指す取り組み。
【引用】コトバンク
ソーシャルビジネスの成功事例として有名なのは、低利融資で貧困層の自立を支援したグラミン銀行です。
創設者のムハマド・ユヌス氏はノーベル平和賞を受賞し、社会起業家として世界で注目された経歴があります。
そんなソーシャルビジネスは、日本でも活動企業、団体が増えています。
ソーシャルビジネスの企業事例つ
では、実際にソーシャルビジネスで活躍している事例を見ていきましょう!
ソーシャルビジネスで世界を変える「ボーダレスジャパン」
ソーシャルビジネスのみで事業を展開させ、急成長を遂げているベンチャー企業があります。
「ボーダレスジャパン」では国境を問わず世界中の社会問題に注目し、それらを解決するための事業展開をしています。
事業例では、オーガニックハーブでノンカフェインの紅茶を販売し、貧困農家を救う事業や、ジェンダー差別や民族差別に直面する先住民族の女性の雇用を増やすために作られた革小物ブランド、多国籍コミュニティで差偏見をなくすボーダレスハウスというシェアハウス事業など、約23もの事業があります。
CEOである田口氏はTED Talksに登壇されており、その素晴らしいスピーチが注目されました。
国の助成金や寄付金には頼らず自分たちで稼ぎ、社会問題を解決する。
これまで様々な企業・団体が実現できなかった「自分で稼ぐ力」を兼ね備えているボーダレスジャパン。
設立から約10年で売上高40億円超にまで急成長し、「1兆円企業」という目標を掲げています。
現在では社会起業家を生み出すための修行の場「ボーダレスアカデミー」も設立されており、今後多くの社会起業家・ソーシャルビジネスが誕生することに期待です。
福祉×コーヒー「ソーシャルグッドロースターズ 千代田」
引用:Instagram
ソーシャルグッドロースターズは、福祉×コーヒーをコンセプトに、障がい者を持つ人が輝ける職場という目的で作られたコーヒーショップです。
障がい者スタッフとプロの焙煎士が一致団結して美味しいコーヒー豆を生み出し、お客様に提供しています。
障がいのある人でも手に職を持ち、収入を得ることができるだけでなく、「ウェルフェアトレード」という仕組みを取り入れることでコーヒー豆 100g1,200円で販売されるごとに、生産者に300円、焙煎所で働く障がい者に600円を還元しています。
支払う対価が全て社会に還元されることで、消費者でもコーヒー1杯からカジュアルに社会貢献に関わることができます。
教室から世界を変える「Teach for Japan」
Teach for Japanは、教員免許を持ってなくても、それぞれの分野で培った経験・知識を元に教育に対して問題意識があり、変革に対する熱い情熱がある人を教室に派遣する事業をしています。
実際に大手企業で営業として働いていた人や、大学卒業後に応募して教師として派遣された人など、様々な紆余曲折を経て教師になる人がいます。
このように、全く異なる分野から教師として教育に触れることによって、経済格差の再生産や時代の変化に応じた柔軟な対応が見込めます。
子供達自身も、普段触れ合うことのない人との繋がりによって、新たな価値観の拡張にも繋がります。
Teach for Japanの取り組みが日本中の学校に広まり、教員のアップデート、そして日本全体の教育のアップデートに繋がって欲しいと思います。
ソーシャルビジネスの概念よって企業の存在意義が見えてくる
世の中には普通に歩ける人ばかりではありません。
しかし、普段、自分自身が普通に歩けていると、歩けない人の目線に立てないことで、様々な不便・不安に気付くことができなかったり、無意識に差別してしまうことが必ずあります。
さらに悪いことに、障がいのある人の方が悪いという勝手な思い込みによって、見て見ぬ振りをしてしまったり、小学校などの狭いコミュニティではひどいいじめに繋がってしまっています。
この悪循環を止めるには、障がい者が「多様性の一部である」ことを、きちんと周りに伝えていくことが必要です。
人種差別が悪いことであると社会が気付いたように、まずはこれを読んでくださっているあなたが、無意識に差別している社会に気付き、どうすれば共生していくことができるのかを模索して欲しいと思います。
ソーシャルビジネスは、こうした社会問題から生まれます。
サステナビリティ経営における経済価値の醍醐味は、取り組みそのものでなく、取り組みから創出される人との繋がり、そして文化にあります。
皆さんも、新しく誕生している様々なベンチャー企業を知って、ソーシャルビジネスを日本から発展させていきましょう!
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