こんにちは。

女性の未来の働き方を創造する

永金です。

 

あなたは就活や転職活動で「自分の強みはなんですか?」と聞かれた経験があるのではないかと思います。

 

自分の強みを見つけるとき、意識した事を思い出して欲しいのですが、「その会社の理念や職種に当てはまるような強み」を逆算して面接に有利な強みを喋っていませんでしたか?

 

私の就活時代では、本やネットなどでよく見る例文をカスタムした強みを淡々と語っていました。

 

自分の言葉で自己アピールしたというより自分をよく見せようと頑張っていました。

 

こんな就活をして、社会人になって「思っていたのと違う」などとモヤモヤしない人の方がすごいな。と今では思います。

 

そこで今日は、会社員をしながらモヤモヤしている人やこれからフリーランスにシフトしていきたいと思っている人に向けて「個の力」を身につけてモヤモヤを解消し、個人の魅力を引き上げる方法をご紹介します。

会社員とフリーランスの違いとは?

そもそも会社員とフリーランスの違いは何なのか?ということについて少し見てみましょう。

契約のかたちが違う

会社員は企業と「雇用契約」を結んで働くスタイルです。また、健康保険や給与、税金の計算等に関しても会社側で行ってくれます。

 

フリーランス(個人事業主)になると、所属先は存在せず案件ごとに契約を結ぶかたちになります。また健康保険は「国民健康保険」に加入が必要で、税金の計算等も自分で確定申告をすることが必要です。

働き方が違う

会社員は企業から支持された就業規則、場所によって働き方が決まりますが、フリーランスはそれら全てを自己決定することができます。

 

タスク管理や時間管理も個人の裁量にかかってくることもポイントです。

なぜ個の力が大切なのか?

さて、本題の「個の力」を身につける方法ですが、なぜそこまでして個の力が必要なのでしょうか?

 

それは、これから「労働時間が評価される時代」から「成果によって評価される時代」へと変わっていくからです。

 

1953年に始まった「就職協定」以来の就職・採用活動は、2021年を持って廃止されるというニュースが話題となりましたが、一括採用ではなく個人の魅力と能力によって、そして個人で働き方の選択肢の幅が広がる時代が如実に見えてきています。

 

そうなると、より一層「個人の魅力」を発揮しなければなりませんし、自分がどういった人間で、どういう夢や目標があるのかを具現化しなければなりません。

 

そうなると、自立心のない人が成長するのは困難です。

 

これまでの会社員は、成果を出さなくても会社に座っていれば残業代も出て、ある程度の評価をされる環境にありました。

 

しかし、今後求められるのは「成果」です。残業もせず短時間で仕事をしても、良い成果を出した人の方が認められるのです。

 

よって、突然会社が無くなったとしても個人で生きて行くことのできる力が必要となってきます。

会社員が個の力を磨くためには?

自分をさらけ出す

自分をさらけ出すことと聞くと、「変な人に見られる」「嫌われる」と思いがちですが実は自分の信頼を得る、または人生を豊かにするための手段として非常に効果があるものなのです。

最近、Twitterなどで社会人1年目〜の若手社員の女性が、自分がどんな会社で、どんな仕事をしているかをさらけ出し、今の悩みや仕事がうまくいっていない話などをツイートしている人をよく見かけます。

 

他にも○ヶ月で会社を退職し、現在は海外で○○してます!ブロガーになりました!などのツイートには話題性がありますし、共感を得た人からたくさんの「いいね」がもらえています。

 

それを見た企業や個人から仕事のオファーがくる可能性だって十分にあります。

 

リアルの場でも同じことです。職場の上司や同期、後輩に自分をさらけ出すことで一個人としての面白さ、魅力が高まるので、そこから得た信頼によって自分が任せてもらえる仕事の量や幅も変わっていきます。

自分を上手くさらけ出す方法

自分を上手くさらけ出す方法がいまいち掴めない人もいるかと思います。

 

そこで、自分を上手くさらけ出す方法を見ていきましょう。

嘘をつかない。誰にでも平等に接する

自分をさらけ出すことに大切なのは、「嘘をつかない」ことと「誰にでも平等に接する」ことです。

 

人によって態度を変えない人は、裏表のない人として周囲から信頼を得ますし、自分もストレスなく自然体で人と接することができるようになります。

 

さっそく今日から自分が許容する範囲で自分をさらけ出すことを意識してみましょう。これだけで、今までモヤモヤしていたものがなくなり、あなたにとって心地良い世界になるかもしれません。

 

自己ブランド化する

よく大企業の若手育成方針として、「10年かけてゆっくり育てる」という考え方を聞きます。

 

そのせいで若手が自分自身で挑戦できる環境が少なく、モヤモヤを抱えてしまう若手が非常に多いように感じます。

 

それは「ベンチャーで働く同年代は自分よりすごいプロジェクトを任せられているのに」「同年代で独立して輝いている」など、他人と比較しがちな部分もあります。

 

負けてたまるか精神で、上司に自分の企画を提案しに行ったり、意見を言ったりする人も存在します。

 

しかし上司はそれを聞き入れるだけで実際に何かアドバイスや行動に移すためのフォローを真剣にしてくれるケースは皆無に近いでしょう。

 

そこで溝が生まれ、若手社員の生気はどんどん失われていきます。

 

ここで大事になってくるのが「自己ブランド化」です。セルフブランディングとも似ている言葉ですが、会社に何かを求める前に自分の強みを作り出すことの方が「個の力」も身につきますし、今後のキャリア設計にも生きてきます。

 

例えば、自分が所属している部署で「○○といえばあの人」というような人はいませんか?

 

そう言った人は正に自己ブランド化ができている人です。何か突出した自分のイメージがあれば、何か新しいプロジェクトを立ち上げる時に信頼できる人として抜擢されたり、周囲の人から頼られる人間になるのです。

 

まずは「他に代わりはいない」くらいの強みを掴むことです。そのためには自分がやっていることをしっかり周りに発信し、結果を出して行かなければなりません。

 

「それは上司が決めること」を自分事化する

大企業や組織の中で働いていると、会社全体の課題や方針について上層部に頼りきりになってしまいがちです。

 

会社が今どんな課題を抱え、社会的に見てどのようなポジションにいるのか、自ら知ろうとしなければ分からないケースもありますよね。

 

それを全て「社長が決めること」と言って終わらせているのなら、自ら思考を停止させてしてしまっている証拠です。

 

ベンチャー起業が活躍している現在、同世代の人たちが会社を「自分事化」して成長させているのです。

 

大企業で働いている人は大企業の社員であることをチャンスと捉え、企業の課題やより良い方向に変えて行くにはどうしたら良いかを自分事のように考えることを意識しましょう。

 

そうすれば自然と自分の考え方が尖っていき、普段の仕事の中に生きてきます。

 

さらにその後の自分のキャリアも選択肢も増えて行くでしょう。

今抱いているモヤモヤをそのままにしない

会社員という働き方にモヤモヤを抱えている人は、きっと「このままで良いのだろうか。」「今辞めてしまってもどうなるか分からない。」と言った葛藤を抱えているのではないでしょうか。

 

私も新卒で入った会社で働いていた頃、毎日のように「このままで良いのだろうか」という考えが頭の中を旋回していました。

 

このモヤモヤを消すことができたのは「自分の人生を生きよう」と覚悟を決めることができたからです。

 

本当は時間にも場所にもとらわれない働き方を実現させたかった私にとって、この選択肢を選んでやっと、「会社に生きる私」から「自分の人生を生きる私」にシフトすることができました。

 

今現在、モヤモヤを抱えているのなら、ぜひ「今、自分は自分の人生を生きているか?」と自分に問いを投げかけてみてください。

 

そうすれば自分の生きたい道、選択肢、行動に移すべきことが浮かび上がってきます。

会社員と個人の境界線が無くなる時代へ

いかがでしたでしょうか。

 

今回私が「個の力」の磨き方を書いたのは、今後の社会は会社員と個人の境界線がなくなる世界になると考えるからです。

 

今の優秀な人は様々な企業・個人とタックを組んで面白い事業を起こしています。大切なのは「成果を出すこと」。それができれば時間や場所は関係ありません。

 

そのような働き方にシフトするためには、やはり「個の力」を磨くことは欠かせません。自ら考え、自ら発信するスキルが身につけば今後のキャリアも人生にも、たくさんの選択肢が待ち受けることになります。

 

今あるモヤモヤを排除して個の力を磨き、自分の人生を生きる働き方を目指しましょう!

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