こんにちは。

女性の輝く人生の道しるべを提供する

永金(https://twitter.com/sachika072)です。

あなたは受験生の時、「偏差値」という単語を毎日のように気にしていたのではないでしょうか?

自分の偏差値を上げるために、毎日8時間以上勉強していた人も多々いると思います。

 

周囲の大人はいまだに良い大学へ行けと子供に言い聞かせているのを目にしますが、本当にそれは正しいのでしょうか?

偏差値教育は、日本が経済成長真っ只中の時代に終身雇用・年功序列が成立していたから成り立っていた制度です。

 

何より恐ろしいのは、企業側は学生が大学で「何を学んだか」ではなく、「どこの大学に入ったのか」を重要視している点です。

これでは大学生活の4年間でどのように成長したのかが重要視されていません。

偏差値教育が成り立つ社会は既に崩壊しているにも関わらず、教育制度は全く変わっていないのです。

そこで今日は、偏差値にとらわれず生きる力を高めることの重要性とその意義について書いていきます。

偏差値好きな日本教育は世界の中でも遅れてる「教育後進国」?

教育面に関して日本は「教育後進国」と言われています。例えば日本の一般的なテストで求められている能力は「暗記能力」です。

ひたすら単語を覚えてテストでアウトプットする。これでは子供の自律的発想力は生まれません。

私が中学生の頃唯一自分の個性が出せた印象が強いのは美術の授業くらいでした。その他の授業は言われたことを素直に聞いて、点の取り方だけ覚えて好成績を叩き出しても

自分の頭で考える力が低ければ、社会に出て苦労するということを身を以て経験しました。

しかし当時はそれで先生と親からは成績が良ければそれで怒られることもなかったので「これで良いのだ」と思い込んでいました。

海外の試験では一般的にエッセイや論文に30分以上を費やして自分の意見を要求させます。

よって海外の人たちは議論することを好みますし、カフェ会が主流で映画を見に行ったあとは必ず感想を言い合うなど、議論する習慣が身に付いています

デメリットとして人の話を聞かないという面もありますが日本のように思考力や個性を重視しない平均的な教育をして、偏差値ばかりを気にする教育は海外の人たちからするとおかしな考え方なのです。

グローバル化社会に全く対応していない教育制度

皆さんは学校で英語の授業を学んできたと思います。

しかも必須科目としてかなりの時間を費やしてきたと思いますが実際に海外に行った際に話すことはできますか?

私は学校の座学で学んだ英語だけでは全く実戦で使うことはできませんでした。

TOEIC800点以上でも話すことができないという人もざらにいます。

就職活動のアピールポイントのためだけに、又は必須のボーダーラインだからという理由で必死に高得点を目指すものの、実際に外国人と会話ができるかというと、そうではない。

社会人になって焦って英会話塾に膨大な費用を費やして勉強している人が多々います。

義務教育の英語学習の目的は難関大学・企業に入るためであり、社会で生き抜くためのスキルからはズレています。

NY留学で気付いた日本の学校教育について

大学卒業前にNY留学していたのですが、ある授業で先生に言われた「考えろ。教科書を信じるな」という一言にとても衝撃を受けました。

今まで教科書しか頼りにしていなかった自分にとって、教科書を疑うという考え方がとても新鮮でした。

自分の頭で考える→自分の意見をしっかり言う→みんなで議論するこの流れがとても楽しく、有意義だったのです。

このNY留学が思考の転換の機会となったと言っても過言ではありません。

日本社会は朝だけ時間厳守、でも終わる時間はファジー。上司の指示に従ってひたすら業務をこなす。体育会系の人たちが好まれるのは仕事の理不尽な命令に対応できるための忍耐力を買われている。

日本の教育は日本社会に対応できるように出来ているのだなと思いました。

好きを仕事にできる環境をもっと一般的に

私は実は服飾の専門学校に行くことを希望していましたが、親から猛反対を受けました。

その理由は「4年の大学には行っておいて欲しい。」「4年間で考え方が変わるかも知れない」から。

なぜ選択肢は「大学」の一つしかないのでしょうか。

学びたくもない、興味もないことに学費を払って生活する事が異常だと思います。

結局私は大学4年間過ごしましたが、卒業後の就職先はアパレルメーカーです。

もっとアパレルの専門知識があったら。と思う瞬間が何度もありました。

学歴・偏差値ばかりに意識が集中してしまい、その子が本当にやりたいことは音楽や料理、ダンスかも知れません。

しかしそれらは趣味であり、本格的に学ぶことを世間ではマイナスに捉えられがちです。

現代は個の力が問われる時代にシフトしています。

やりたいことをもっと自由に、思う存分自分のクリエイティビティを発揮し、学ぶことが受け入れられる環境にしていくことがこれから重要となってきます。

学歴コンプレックスの無意味さ

若者の中で「学歴コンプレックス」を抱えている人、いらっしゃると思います。そんなもの全く気にしなくても良いと私は叫びたいです。

なぜなら働いていて凄く頭がキレて仕事ができる人が実はあまり名の知れていない大学出身だったりこの人本当に面白いなと思う人が実は高卒だったという人がたくさん存在するからです。

社会で評価されるのはそういった人たちなのです。

私は幼い頃から「良い大学・良い会社」という目標を暗に迫られて、勉強が出来るか出来ないかで順番をつけられて、数学ができなかった私はよく叱られてました。

「もっと、頑張って」「ちゃんと勉強しなさい」と。

私も家族から誇りに思ってもらいたいが故に必死に努力していました。

しかしその努力が今の自分のプラスになっているかというと、素直に従う精神と忍耐力がついたくらいです。

大学のレベルを見てフィルタリングをする企業や、出身大学をやたら自慢してくる人がいると思います。

学歴を自慢することがその人にとっての大きなアピールポイントなだけなのです。社会的に評価されるかは別物です。

「生きる偏差値が高い」と「学力偏差値が高い」は違う

前述した、無名大学出身でも「仕事ができる人」や「面白い人」は生きる偏差値が高い人たちです。

逆に、高学歴でも仕事のセンスのない人たちがたくさんいます。

高学歴でも生きる力が低い人は、社会人になって社会の厳しさに気付き、絶望します。

自分でいろいろ工夫しながら、その結果大した大学に行けなかった人や、社会人になるまでに様々な苦労を乗り越えて来た人はその際の工夫が社会に出て生きるのです。

自分を測るモノサシを変えていこう

出身大学を答えた時に「すごいね」と言われることがあります。しかしそれで舞い上がってるレベルじゃまだまだだと思っています。

「学歴ではなくて自分自身の魅力を認めてもらえる。」そんな自分になるために邁進している日々です。

同世代で学歴を気にする人が多いですが、自分を学歴というモノサシで測ることを辞めるべきです。

思考を転換し、「優しさ」や「思いやり」など人間力(生きる力)をつけたほうが、人生は一層楽しくなります。

勉強は偏差値のためではなく人生を楽しむためにするもの

勉強はあなたの人生を豊かにするためにするものです。

決して高学歴を自慢することが目的ではありません。

学校では落ちこぼれだったけど、仕事や人生を楽しんでいる人、本当の意味で賢い人が国内外問わずたくさんいます。

学歴を人と比べて悩む時間があるのなら、これからの未来のために自分の生きる力を磨く努力をしていきましょう。

私がここで情報発信をしているのは、記事を通して「好きなことをして生きる輝く女性」を増やすためです。

人生を楽しんでいる女性は、学歴に関わらず自分のやりたいことに愚直に挑戦し、「好きなことで生きる」ことを実現させているのです。

彼女たちは今この時間にも夢や目標に向かって前に進んでいます。

現在フリーアナウンサーとして活躍されている加藤綾子さんは、音大卒という学歴を乗り越え、入社試験の際に周囲が慶應や早稲田などの有名大学出身者を凌ぎ、見事フジテレビに合格を果たしています。

挑戦するかしないか、行動するかしないかであなたの人生は変わります。

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