
あなたは、「サードプレイス」という言葉をご存知でしょうか?
働く女性の中には
- 家⇆学校/会社⇆家 の往復ばかりでつまらない。
- 生活に新鮮さがなくなってつまらない
- 子供の育児に追われて自分の時間が取れない。悩みを相談できる相手がいない。
日々このように思っている人が多いと思います。
2つの居場所ばかりで所属していると、普段抱えている不満やストレスを言える環境も無いといった状況も増えます。
あなたもそういった経験はありませんか?
しかし、サードプレイスを見つけることでそういった悩みがなくなってしまうかもしれません。
今回は、毎日家と会社・学校の行き来の繰り返しで人生つまらない!という方に向けて、「サードプレイス」を見つけることによるメリットとその後どのような生き方の変化が起こるかについて書いていきたいと思います。
目次
サードプレイスとは?
日本語では「第3の場所」と訳されます。家や学校、職場でもないそれらの立場から解放され、一人の人間になれる場所を「サードプレイス」と言います。
コーヒーショップのスターバックスのお客様のサードプレイスになるというコンセプトで比較的知られるようになった単語ですが、用語自体はアメリカの都市生活学者が発案したものです。
サード・プレイスとは、コミュニティにおいて、自宅や職場とは隔離された、心地のよい第3の居場所を指す。サード・プレイスの例としては、カフェ、クラブ、公園などである。アメリカの社会学者、レイ・オルデンバーグはその著書『ザ・グレート・グッド・プレイス』(The Great Good Place)で、市民社会、民主主義、市民参加、ある場所への特別な思いを確立するのに重要だと論じている。
誰もがサードプレイスという居場所で人生を豊かにした経験がある
幼い頃、何か習い事をしていましたか?
サッカーなどスポーツの大会で優勝した経験や習字・ピアノで表彰された経験など、幼い頃に得た成功体験が当時のあなたの価値観を変えていたり、自分にとっての大きな自信となります。
学生になると、放課後や休日にアルバイトや習い事で関わった人たちとの関わりがあったと思います。
親でも学校の友達でも無い、第3のつながりを得ることで、普段言えなかった悩みを相談することができたり、アドバイスを求めることができるのです。
例えば私の場合、就職活動をしていたときは大学のゼミの教授や友人だけではなく、アルバイト先の先輩やOB訪問に行って実際に社会人として働いている人たちからのアドバイスも聞いていました。
そうすることで新しい考え方や選択肢、情報を知ることができ、自分にとってとてもプラスになりました。
幼い頃や学生時代はそういったサードプレイスのコミュニティを見つけて参加することができましたが、大人になると日々の仕事に忙殺され、そういったコミュニティとは疎遠になってしましがちです。
また、サードプレイスを求めているけど見つけ方・作り方が分からないという人も多いと思います。
そこでサードプレイスの見つけ方のコツや方法を具体的にお伝えしていきたいと思います。
サードプレイスの作り方、見つけ方のコツ
若者のスナック離れは嘘?トレンド化しているスナック通い
近年、若者がスナックに訪れる機会が多いという傾向があります。
実際に雑誌などでスナックの特集が組まれていたり、SNSでスナックの写真が多く見受けられるようになりました。
スナックに通う理由として挙げられたのは
- おばあちゃんに会いに行くような安心感
- 年上のママや常連客に話を聞いてもらいたい
- 居心地が良い
といった理由からでした。これこそ第3の場所と言うことができます。
自分が抱えていた家族や会社の人には言いにくい悩み事を気兼ねなく相談することができ、その悩みを解消することによって仕事や人生の再スタートを切ることができます。
あなたにとって人生の相談ができる居心地の良い場所になるかもしれません。
最近では一見さんでも歓迎の1人でも入りやすいスナックが続々と進出しています。
この機会にお気に入りのスナックを見つけてみてはいかがでしょうか?
切磋琢磨し合える友達ができるかも?オンラインサロン
サードプレイスの手っ取り早い見つけ方として、「オンラインサロン」に参加する方法があります。
有名なブロガーさんやインフルエンサーが有料のファンクラブのようなかたちで始めて有名になったオンラインサロンですが、最近では様々な専門知識や専門技術を持った人たちがオンラインサロンを立ち上げています。
オンラインサロンのポイントは、クローズドな空間なため外に情報が洩れる心配もなく、オープンスペースでは話せない内容もオンラインサロンでは気にすることなく話すことができることです。
新しいビジネスやプロジェクトを考えている時にその相談に乗ってくれる人を見つけることができたり、オフ会が開催された際には自分のコミュニティをもっと広げることができます。
普段絡むことのない人たちと関わることで、新しい知識や価値観を知ることができ、会話の中で普段関わる人たちとは違った生き方・働き方に関するヒントをもらえることもあります。
オンラインサロンで知り合った人々とのコミュニケーションを通じ、新たな視野やビジネスチャンスを掴む人までいるかもしれません。
自分が入りたいと思ったオンラインサロンを見つけたら、まずはやってみよう精神で参加してみることをお勧めします。
私は現在、「大人の楽屋」というオンラインサロンに参加しています。
大人の楽屋では、「フリーランスで稼ぐための実践場」をコンセプトに、1年以内に「知識」「スキル」を身につけ、働き方を劇的に変えるコミュニティです。
このコミュニティには同じ方向性を向いた仲間と出会えるので、悩んだ時にとても心強く、安心して活動ができます。オフ会なども開催されるので、仲間と定期的に会い、お互いの進捗などを共有して刺激を受けることもできます。
興味のある方はこちらへ➡︎大人の楽屋
行きつけを見つけよう。コーヒーショップ
行きつけのコーヒーショップを見つけることもおすすめです。
その店の常連になるとお店の人に顔を覚えてもらえますし、そこから会話が生まれます。
また、他の常連客とも交流が広がり、そこが居心地の良いサードプレイスとなってあなたの心を癒す場所になります。
私のスターバックスでの体験
私が働いていた会社の先輩は、毎日朝・昼・夜と3回同じスターバックスに通っていました。
その人はお店のスタッフ全員から顔を覚えられていて、その人もスタッフさん全員の顔と名前を覚えているほどの常連客でした。
一緒にその人とスターバックスに行った時、相変わらずスタッフさんとたわいもない会話をしていました。すると後から店に入ってきた黒人のお兄さんがその会話の中に自然に入ってきたのです。
そのお兄さんも近くの小売店で働いているらしく、毎日のようにここのスターバックスに通っていて、気付いたら仲良くなっていたのだそうです。その後20分ほどおしゃべりした後、リフレッシュできた表情でそれぞれの職場へ帰って行きました。
サードプレイスは自由でリラックスした雰囲気の対話を促進し、良好な人間関係を生み出すこともあるということをここで実感しました。
彼らにとってこのスターバックスがサードプレイスであり、心の癒しどころなのです。
サードプレイスを見つけると、心を癒す機会に恵まれます。精神衛生が悪いと仕事も家庭もうまく行く可能性は低いものです。
ストレスを抱えているなと感じている方は特に、サードプレイスを見つけて気軽に立ち寄ることができる居場所を見つけることをお勧めします。
副業がサードプレイスとなっている人もいる
日本では企業の副業の解禁が話題となっていますが、副業がその人にとってサードプレイスになっているケースがあります。
本業とは別に自分でビジネスをすることで、会社ではできないことや人との出会いを通してそれらがあなたの経験となります。
そして副業での成功体験が唯一無二のスキルになり、あなたの承認欲求と自信を高めてくれるのです。
その経験によって活力を得られ、モチベーションアップに繋がる。
その活力が本業でも好影響を発揮して仕事の効率化が測れたり、イキイキと働くことができるので結果を出せるようになる可能性も高くなります。
ぜひ副業も選択肢に入れておくのも良いのではないでしょうか?
働く女性こそサードプレイスを見つけて、心のよりどころを作ることで人生が楽になる
いかがでしたか。
サードプレイスは、今回紹介した以外にも家や職場でない場所であればどこでもサードプレイスになり得ます。
子育てをされてる女性は、家庭や会社で吐き出せない悩みがあると思います。そういった心に抱えたストレスをサードプレイスではしっかり発散できます。
安息を得られれば、相乗効果で仕事や家庭もさらに良好な関係を保てるようになります。
サードプレイスを作ることで人生が楽になります。まず最初は自分が「行ってみたい」と思う場所に行ってみることが大切です。
子育てをしていない女性でも、普段言いにくい悩みごとや抱えている問題があると思います。そういった時に頼ることができるのが「サードプレイス」です。第3の心のよりどころがあることで、人生は予想以上に楽になります。
焦る必要はありません。自分自身のコミュニティを心地よく広げて行くイメージで自分の「サードプレイス」を見つけていきましょう!
メンタルリセットができる場所、「THIRD PLACE」を立ち上げました。
心の拠り所として、自分が持っているスキルを発揮する場として、使い方は自由です。
ぜひ私たちとコミュニケーションを取り、一緒にTHIRD PLACEをどんな風に盛り上げていくか考えましょう!